彦キャス「ロック談義~知る人ぞ知るAmerican Rockの雄、Soul Asylum」 | 吉田達彦の超絶技巧的ブログ

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皆さん、こんにちは!アデュ彦です!!

 

 

 

今週もやって参りました彦キャスのロック談義

 

 

 

今週は・・・

 

 

 

アメリカのAlternative Rockバンド「Soul Asylum(ソウル・アサイラム)」を取り上げます!

 

 

 

彼らの歴史は古く、結成は1981年まで遡る。10年程鳴かず飛ばずの不遇の時代を送るも、1992年に発表した「Runaway Train」がアメリカで大ヒット。アルバム6th『Grave Dancers Union』も300万枚以上を記録し、一気にスターダムへとのし上がっていった。1995年に発表された次作『Let Your Dim Light Shine』もそこそこ売れ、このまま人気バンドとして不動の地位を築くかと思いきや、1998年の『Candy from a Stranger』がアルバムの内容は素晴らしいのにヒットせず、徐々に人気も活動もペースダウン。2005年にはオリジナルメンバーのBa. Karl Mueller(カール・ミューラー)が癌により逝去。以降オリジナルメンバーの脱退など様々な困難を迎えたバンドであったが、リーダーVo/Gt. Dave Pirner(デイヴ・パーマー)が一生懸命に牽引し、今尚現役で活動して作品も出している知る人ぞ知るロックバンドです!

 

 

 

HM/HRファンには、オランダの国民的バンドWithin Temptationが2014年に発表した6th『Hydra』収録の「Whole World Is Watching」でSharonとコラボした人として知られているのではないかな?

 

 

 

 

それにしても高校生の時に彼らを知ってから一時嵌っていたこともあり思い入れは深いバンド。

 

 

 

今回は、そんな彼らが全世界で注目を集めることとなった『Grave Dancers Union』を扱います!アルバムからは7曲(!!)紹介!

 

 

紹介しているYouTube楽曲は全て動画内の詳細に著作権管理団体のライセンスが明記されているもののみとなります。バンド本人のチャンネルに展開されているものがあればそれを最優先で使用します。また、使用している帯・ジャケットはアデュ彦がスキャンして所持しているものとなります。

 

 

 

■Somebody To Shove

印象的なリフから始まり、サビに向かって徐々に畳みかけていくバッキングギターとボーカル。当時衝撃を受けた曲だが、改めて聴くとなまらかっこいい!若干Punkっぽいんだけど、Hard Rockの雰囲気もあり丁度いい塩梅になっている。個人的に名曲!!Vo/Gt.のDaveの声がもうたまらなくかっこいいんですよ。この方の歌声も僕の中での1つの理想なんだよな~。確実に影響は受けてます!

 

 

■Black Gold

全体的にはカントリーロック的ではあるんだけど、合間合間に入るGrunge全開のギターの音が作品の緩急を表していて最高に痺れる!それにしてもセクシーな人だDaveは。見た目がデビュー当時のAxl Roseっぽさもあるんだよな~。エロい。名曲。

 

 

■Runaway Train

どうしてもこの楽曲ばかりが取り沙汰され、他の楽曲のイメージが植え付けられていない感じがするのだが、世紀の名曲過ぎて文句は言えない。グラミー賞も受賞した本曲のMVは、アメリカで多発している児童誘拐の恐ろしさと悲しさを表現しており、劇中では実際に誘拐された児童や青年の顔写真と失踪年が出てくる。凄いのがこのMVのお陰で実際に数名が見つかったこと。MTVで大量にオンエアされてたらしいからそれも納得。音楽や映像作品の力を感じることができ、MV観ながら聴いてると音楽って本来こういうものなんだよな~と深く反省させられる。ああ、素晴らしい。

 

 

■Keep It Up

キャッチーなPOP Rockといった感じの楽曲。パーティーとかで掛かってたらノリノリになれる!単純なんだけど凄くかっこいい!こういう曲作れるのは才能だよな~。「Keep It Up!Ohh~!」って一緒に叫びたくなるし、ギターソロの音も図太くて最高!

 

 

■Homesick

聴いてると故郷に帰りたくなる。正にHomesick。70年代のアメリカのシンガーソングライター系楽曲かな~?センスの塊過ぎて困る。彼らのルーツを感じることができるな~。

 

 

■Get On Out

如何にもアメリカンな楽曲!南部っぽい乾いた香りもチラホラ感じられる。こういうノリは他の国では感じられませんね~。だからこそ心地良く聴けるんだと思います☆

 

 

■The Sun Maid

60年代の古き良きロックバラードといった感じだろうか?どこか牧歌的で郷愁を誘う旋律。ストリングスの雰囲気とかちょっとThe Beatlesっぽくもある。(田舎のThe Beatlesと言われていたStackridgeさもあるかな~)この楽曲を最後に持ってくるのがミソ。基本的にハードな曲が多いのにこれで閉めるのか!と。いや~素晴らしい。

 

 

 

 

すいません、本当に良い曲多すぎて7曲になってしまった・・・笑

 

 

世代的に40代後半位方々が聴いていただろうバンドなので、今の世代にはほぼ無名に近いからさ、知ってほしいじゃないですか、やっぱり!

 

 

 

なんで許してくださいませ!

 

 

 

それにしても改めて聴くと捨て曲ないな~。10年後20年後も語り継がれてほしい作品だな。

 

 

恐らく日本盤は廃盤状態ですが、日本でも沢山売れたのでBook Offで280円コーナーにボコボコ落ちている。それまた悲しい現状なんだけどもね・・・どうか日本盤で過去作再発してくれないかなー。全部ちゃんと新品で購入しますから!!お願いします!!

 

 

 

ということで、本日の彦キャスは20時からです!

 

 

 

 

お楽しみに!!

 

 

宜しくね!!