2012年10月24日「RESET」千秋楽公演(後編) | AKB48、とある地方ファンの呟き

AKB48、とある地方ファンの呟き

とあるきっかけからAKB48のファンになりました。地方ファンの立場からいろいろと思ったことを綴っていきます。


(中編からの続き)

秋元才加「改めまして、千秋楽ご来場いただき、ありがとうございました」
全員「ありがとうございました」

秋元才加「8月24日に行われました東京ドーム(コンサート)にて、AKB48の新チーム体制が発表されました。そこでAKB48メンバーが姉妹グループにも移籍することにもなりまして、宮澤佐江ちゃんが上海のSNH48に移籍することになりました」

大島優子「はい、そして今日は千秋楽公演、佐江ちゃんのAKB48としての最後の公演にもなります。まだまだ終わりじゃありませんよ!
ではね、佐江ちゃんの夢を頑張って叶えて欲しいっていう気持ちもこめまして、そして私たちも頑張りますよっていう気持ちをこめまして、この歌を歌わせていただきたいと思います。それでは聞いてください。『ファーストラビット』」


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EN4『ファーストラビット』


大島優子「ではね、ここでですね、千秋楽ということもありまして、ファンの皆さんに、1人ずつ感謝の気持ちと、これからの自分の気持ちと、そして佐江ちゃんにもひと言」
峯岸みなみ「その前にですね、実は…」
大島優子「そうなんですよね」
峯岸みなみ「今日急遽体調不良で休演することになりました松井珠理奈ちゃんからお手紙が届いているということで、ここで私が代わりに読ませていただきたいと思います」


(峯岸みなみさんが手紙を朗読)

今日の千秋楽、楽しみにしていたのですが、体調を崩してしまい出演できなくてすいませんでした。
そして宮澤さん、チームKとして一緒のステージに立ってた瞬間は短かったんですが、近くで宮澤さんの背中を見ることができて嬉しかったです。
私の兼任が決まった時、皆さんが「待ってるよ」と声をかけていただき、チームKとして同じステージに立つことが楽しみになりました。今回はこのステージに立つことができなくて本当に悔しいです。そして皆さんにご心配やご迷惑をおかけしてしまいすみません。
早く体調を万全にして頑張ります。

松井珠理奈

峯岸みなみ「ということで、今もね、体調が優れない中、少しでもこのステージに参加する、気持ちを伝えたいということでお手紙を書いてくれました。珠理奈ありがとう」
宮澤佐江「ありがとう、珠理奈」
秋元才加「ということで、今日のいるメンバーからメッセージを言って欲しいなと思います。じゃあ、ともちんから」

板野友美「はい、私はチームKとしてこれからも頑張っていこうと思っているので、新しいチームKが、今レッスンやってるんですけど、若い子が多いので、今よりも。私はしっかりしてないんですけど、これからはちゃんと先輩として引っ張って行ける。そんな存在になりたいし、まあ優子と一緒に頑張っていきたいなと。もっと後輩を育ててあげれるような、お手本になるような先輩になりたいし。立派な後ろ姿を披露できるような、そんな存在になりたいと思っています。なのでチームKをこれからも引っ張っていこうと思います。よろしくお願いします。
そして、佐江ちゃん。あの、まあね。あんまりさよならって言うとほんとに最後のお別れみたいになっちゃうので、また絶対一緒に公演できるし、一緒のステージに立てると思うから、今日は短くひと言で終わらしたいと思います。佐江はとっても素敵な笑顔を持っていると思うので、笑顔は世界共通だと思うから、佐江なら大丈夫だから、頑張ってください」
宮澤佐江「ありがとう」
板野友美「以上です」

内田眞由美「私はこのチームになったのが組閣発表のときで、研究生からやっと昇格できたチームだったので、ほんとにこのチームで良かったなって幸せに思っています。みんなをほんとに誇りに思っています。新しいチームでも私らしく頑張りたいと思っていますので、これからも応援よろしくお願いします。
そして、佐江ちゃんが…研究生の頃からすごくお世話になっていて、私がすごい悲しいことがあった時に、その時チームKのアンダーで出てたんですけど、先輩の前とかで泣いちゃったり、迷惑だなって思って、楽屋の外で1人で泣いてた時に、佐江ちゃんが声をかけてくれたことをすごく覚えています。佐江ちゃんはずっとその優しさを持っていてください。これからも頑張ってください」
宮澤佐江「ありがとう」

梅田彩佳「ええ、慣れ親しんだKから私は次の組閣でBに行くんですけど。最初は「ああ、Bか」と思って。Kからチームが変わっちゃうんだなと寂しくなったんですけど、私今までリーダーシップをとったことなかったですし、できるならそういうことを避けて生きていきたいなって思う人間だったんですけど、キャプテンになったので、そういうことも避けていけなくなったんだって。ああ、頑張らないと、自分に喝を入れないといけないのかなって、前向きに頑張っています。そういう風に言えるのもAKBだからかなと思って。いつもなんか絶対自分と向き合わないといけない課題を絶対秋元さんはくれるので、私は今回それをいただいたと思って頑張ろうと思っています。
そして、佐江ちゃん。なんか佐江ちゃんが、SNH48に行くっていうのを聞いた時に、こう、すごい私の方が不安で。ああ、佐江ちゃんが行っちゃうんだって、私こんなに佐江ちゃんのこと頼ってたんだって思った時に、車の中で2人なった時に「大丈夫なの?」って聞いた時に「結果が出ないと私は帰ってきたくない」って言ってて、すごいかっこいいなって、負けてらいなって思ったし、私も頑張りたいなと思いました。佐江ちゃんがこっちに帰って来た時に、AとKとBを観たときに、”Bに入りたい”と思ってもらえるくらいのチームに私はこれからもしていきたいと思います。これからも頑張りますのでよろしくお願いします」

大島優子「現チームKを応援してくださった皆さんに感謝します。本当にありがとうございました。私はこんなにKが好きになるとは思ってなかったんですけど、新チームKも大好きになってもらっていく自信はあります。そして新チームKももっともっといいチームKにしていこうと思っています。だから今いるこのメンバーに負けません。他のチームに行っても負けません。今までもライバルでしたけど、これからもライバルだし仲間だし、ファンの皆さんが「やっぱチームKがいいぜ」って言ってもらえるように、新しく生まれ変わるキャプテン大島優子、これから覚悟してやっていきたいと思います。よろしくお願いします。
そして佐江ちゃんは…言うことないんだよね。話すことないなあっていうぐらい、たぶん分かり合ってる仲なので。一番言えることは…ほんとに出会えてことに感謝してます。こんなに出会えて良かったと思える人ができて、私は嬉しいです。人生でそう二度とあわないくらいな、そんな関係になれたし。仲間であり、チームでもあるけれど、ほんとに心の友達、”心友”で。離れてもたぶん変わらないし、離れてもやっていけるだろうなっていうのがわかるから。なので、お互いに…頑張りましょう。場所は違うけれども、でも頑張りましょう。夢を追い続けましょう」
宮澤佐江「はい」
大島優子「そして、突っ込みましょう。よろしくお願いします」
宮澤佐江「ありがとう」


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菊地あやか「私はほんとにチームKに入れたことに良かったって思うし、ほんとに自分のためにもなったし。後悔することがないくらい、本当に毎日が楽しくて、メンバーとこうやっていつも一緒にいるのが、次から違うんだなって思うと悲しいけど、別に離れるわけではないので、新チームAになってもこのチームKで学んだことを忘れずに自分らしく頑張っていくので、これからも応援よろしくお願いします。
そして佐江ちゃん。佐江ちゃんはほんと昔、AKBに入った頃から尊敬してたんですよ。今でも尊敬してるんですけど。ねえ、佐江ちゃん最初一推しって言って、なんかたまにちょこちょこ、あのね、「今はどうなの?」みたいな感じとかはあるけど、ほんとに佐江ちゃんのことは今でも大好きだし尊敬しているし、上海にいっても今の佐江ちゃんのままキラキラとして活動していくと思うので、上海に行ってもがんばってください」
宮澤佐江「ありがとう」
菊地あやか「ありがとうございました」

田名部生来「笑わないでね(笑)ほんとにこのチームに入る前、前のチームから移籍ということで、チームBから来たときはほんとに不安でいっぱいで。正直不安で押しつぶされそうになったんですが、初日が開けた時にメンバーみんなが支えてくれて、新しいチームに切り替わってこんなに素敵なメンバーと歌うことや踊ることができてほんとに感謝しています。家族くらいほんと大事な存在になって、今日を迎えるのがすごく辛かったんですけど、でもこうやってまた一からスタートすることになっても、このメンバーの絆は私は変わらないと思います。ほんとにみんなが、チームKが大好きです。
そして、佐江ちゃん。ほんとにAKBに入った頃から一番最初に話しかけてくれて、それを今でも覚えているんですけど、ほんとにその天心爛漫な明るさにいつも尊敬してました。絶対上海に行っても受け入れられる存在です。頑張ってください。私も頑張ります。ありがとうございました」
宮澤佐江「ありがとう」

中塚智実「ほんとに今日1曲目から最後の曲まで、ずっといつもの公演通りに楽しくて、ほんとに今でも終わる気がしないんですけど。ほんとにまたみんなで歌ったり踊ったりしたいので、皆さん次のリクエストアワー期待しています」
大島優子「そうだ、そうだ」
中塚智実「このメンバーでやれるかどうかわかんないけど、Kの曲にいっぱい入れてください」
大島優子「ちなみに何がいいの?」
中塚智実「なんだろう上位の曲で言ったら、昨年も入っていたのは『RESET』とか『ウッホ』なので、楽しみにしています。すいませんなんか(笑)
そして佐江ちゃん。佐江ちゃんはみんなに優しいから覚えてないかもしれないけど、私が研究生の時に…」
宮澤佐江「覚えてる」
中塚智実「A5thのゲネプロで、ここでやってた時にたまたま佐江ちゃんがそこで見てて、マネージャーさんから手紙もらって開けたら佐江ちゃんからの手紙で、ほんとにあの時の私には励みになりました。なので、今度は佐江ちゃんが上海に行っても頑張れるように、佐江ちゃんが好きな私が作ったクッキーをたくさん差し入れするので待っててください。大好きです」
宮澤佐江「ありがとう」

仁藤萌乃「私もチームBからチームKに移籍して来たんですけど。旧チームKの結束力が強かった分、なんかそのチームに入って自分が受け入れられるのかっていう不安とか、まあもちろんメンバーは変わってるんですけど、自分がそこに立っていいのかっていう気持ちとすごく葛藤した時期もあって、でも今自分がこうやって「チームKの仁藤萌乃です」って自信を持って言えるようになったことが、このチームKを誇りに思えることがすごく嬉しいです。ほんとにほんとに大好きです。そうだな…はい、ほんと好きです。えっとあんま言うと泣いちゃうんで(笑)
佐江ちゃんは、なんだろう、ほんとに誰にでも優しいから、なんかなんなんだよって(笑)ほんと誰にでも優しいのこの人って、同じチームになって思ったの。でもその分佐江ちゃんはいっぱい抱えてるものがあるんだろうなって思ったし、なんか、なんだろう、ほんとにそういうとこ見せないでこうやってステージ上でやってるんだろうなって、わかんないだけどね。私が思うと、ちょっと元気がなかった時に、佐江ちゃんとアイコンタクトを取れるのがすっごく元気をもらえて、ほんとに大きな存在でした。えっとね…佐江ちゃんにミサンガを編んでって言われたのをね編んでないの…」
宮澤佐江「編んでって、ずっと2ヶ月前くらいから言ってんじゃん」
仁藤萌乃「ずっと言われてたけど、なんかミサンガ編むのに飽きちゃって…」
宮澤佐江「自分の分だけつくって(笑)」
仁藤萌乃「だからごめんって今思います」
宮澤佐江「その涙かよ(笑)」
仁藤萌乃「でも私があげたパンツを履いて公演に出てくれて、そんな佐江ちゃんがほんとに大好きです」
大島優子「見せて」
宮澤佐江「今はだめだよ」
仁藤萌乃「佐江ちゃんいつもありがとう」
宮澤佐江「ありがとう」
仁藤萌乃「これからもよろしく」

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野中美郷「今日は来てくれてありがとうございました。私はこの千秋楽、終盤を迎えたんですけど、今パフォーマンスに後悔は…後悔?思う存分パフォーマンスできたので後悔はありません。握手会とかで「チームK大好き」って言ってくれるファンの方とかいて、私はチームK大好きって言ってくれるそ、その中の1人なんだなと思った時とても幸せで、研究生から初めてのチームに昇格して、先輩たちからたくさん学ぶこともあって、刺激を受けてまた新しいチームに行って、自分らしさを残しつつ、また一皮剥けた野中美郷を見せれるように頑張っていきたいと思います。これからも応援よろしくお願いします。
えっと…佐江ちゃんがいなくなっちゃうのが…ほんとに私、お家でもママにずっと「佐江ちゃん行っちゃうのやだな」って言うくらい寂しくて。佐江ちゃんは自分の気持ちを話したり、自分の素を出せる先輩の1人だし。自分にないものたくさん持ってて、尊敬できる部分もたくさんあって…ああ、手しびれてきた(笑)えっと、とりあえず早くお家に泊まりに来てください」
宮澤佐江「はい」
野中美郷「ほんとに大好きです。ありがとう」
宮澤佐江「ありがとう」

藤江れいな「今回、このチームが終わってしまうということで、すごく寂しい気持ちでいっぱいです。本音を言えばこのチームでもう一公演くらい、新しいセットリストの公演をやりたかったなっていうのもあります。チームKの”K”は”絆のK”っていうと思うんですけど、このチームで2年と7ヶ月やってきて、ほんとにすごく絆の深いチームになれたっていうのは、このメンバーだっらからっていうのもあるし。あとはキャプテンが才加ちゃんだったっていうのもほんとにすごく大きいと思います。才加ちゃんありがとう」
秋元才加「……」
藤江れいな「あとは…あと、みんなチームはバラバラになってしまうんですけど、でもやっぱり、私はチームBになるということで、次のキャプテンは梅ちゃんになるので、チームBになった時は梅ちゃんにたくさん頼っていきたいなと、甘えていきたいなと思います。
そして、佐江ちゃん。わあ…ヤバい…えっと、佐江ちゃんが移籍発表した時はほんとにすごくびっくりしました。でも。佐江ちゃんが自分で決めて、いろいろ言葉だったりいろいろ勉強してる姿を見て、ほんとにすごくカッコいいなあって思いました。佐江ちゃんの笑顔はほんとにすごく素敵なので、上海のファンのみなさんにもその笑顔でみんなを元気にして来て欲しいなと思います。あとは佐江ちゃんが帰って来た時に、私も成長した姿を佐江ちゃんに見せられるように頑張るので佐江ちゃんも頑張って来てください。佐江ちゃん大好きです」
宮澤佐江「ありがとう」

松井咲子「本日はお越しいただいてありがとうございます。あっという間にこの千秋楽の公演も終わりを迎えようとしてるんですけど、ほんとに私はチームKに思い入れがあり過ぎまして、大好き過ぎますし、うーん、まだチームがほんとに終わりなのかなっていうのがほんとに信じられなくて、なんかちょっとどっかでまだテッテレ~みたいな、なんか「ドッキリ大集合」みたいな(笑)「大集合」じゃない、「大成功」みたいなのがどっかであるのかなっていうくらい実感がほんとになくて。また来週くらいにみんなで集まって、公演をやってそうなくらいみんなそんな感じがします。でもやっぱり時が進んで行きまして、2年半、長く長く公演をやっていくう上で、ほんとにファンの方から「RESET」公演大好きだと言ってもらえたりとか、チームKのツアーがほんとに楽しくて楽しくて「チームKを観に行くのが楽しみ」って言ってくださる方がたくさんいたので、そういうチームKを愛してくださる方がたくさんいたのも私にとってはすごく誇りだなと思いました。なんかチームKのファンの方はチームKの一員みたいにチームのことを考えてくださっていて、そんな皆さんが私は大好きでした。すごく寂しいんですけど、でもまあいつまでも寂しい、寂しい言ってても進めないと思いますので、次の、私はチームAに行くので、しかもチームAではけっこう歳も上の方になって引っ張っていかなきゃいけない存在になる立場に置かれるところのポジションなので…難しいですね日本語って(笑)若い子もたくさんいるチームAの中でしっかりした松井を出せていければなとほんとに思っています。みなさん今日は来てくださって、そしてチームKを好きでいてくれてほんとにありがとうございました。
佐江ちゃん、佐江ちゃんは同い年で、でも入った時期は私がすごく後だったので、ほんとに先輩という目でみてたんですけど、佐江ちゃんはみんなが言ってた通り、ほんとに優し過ぎるから、私はその、いろいろちょっと、なんだろう、嫌なことがあったりとか凹んだりしたときも佐江ちゃんはすごく早く気づいてくれたりとか声を掛けてくれて、ほんとに嬉しかったし、それが励みになったし、でも佐江ちゃんは優し過ぎるから、たまには自分のことも優先に考えて。いっつもいっつも周りばかり見てて、すごく大変そうだなって思うときもあるから、たまには自分のことも一番に大事にしてあげてください。でも佐江ちゃんはきっと、その優しさとか笑顔とかそのキラキラした感じで、きっとまた上海のグループを上手く作ってくれるのかなって思っているので、一緒にこれからも頑張っていきたいなと思っています。今まで…あ、今までじゃない(笑)寂しいから、これからもよろしくね」
宮澤佐江「ありがとう」

峯岸みなみ「世間の人からしたら、「AKBってチームあるんだよね」とか「チーム変わるんだよね」とか、それくらいの認識かと思うんですけど、メンバー個人個人にとってはチームが変わるっていうのはすごく大きなことで、私が初めてAからKになる時に、やっぱどっか不安があったりとかその心が付いていかなくなったりして変に尖っちゃった部分とか壁を作ってしまった部分があったのかなって思うんですけど。そんな壁をみんなが周りからトントントンと叩いてくれて、本当の意味で私はチームKにしてくれたのはほんとにみんなだと思っています。チームKは1つのことに向かって全員で努力することの楽しさを教えてくれました。メンバーも、チームK担当のマネージャーさんも、そしてチームKを応援してくれる皆さんを含めて、ほんとにチームK大好きでした。ありがとうございました。
そして佐江ちゃん。佐江ちゃんはほんとにライブに対する姿勢がすごくて。もうパフォーマンスもキラキラしてて、誰1人つまんなかって言わせないようにしたいっていう意識がすごい伝わって来て、自分もそれに刺激されて佐江ちゃんと一緒に出るステージをいつも楽しかったです。佐江ちゃんが上海に行っても、私は佐江ちゃんの気持ちを引き継いでパフォーマンスが出来るように、微力ですが私も頑張っていきたいと思います。そして佐江ちゃんがいつも褒めてくれる、「みぃちゃんはお喋りが上手だね」って「尊敬する」っていつも言ってくれるので、これからも張り切って喋りたいと思います。頑張ってね。ありがとうございました」
宮澤佐江「ありがとう」

横山由依「千秋楽が…」
峯岸みなみ「ちょっと聞こえない(笑)」
梅田彩佳「マイクある?」
横山由依「マイクあります(笑)千秋楽がきま…組閣があって、千秋楽が決まって、ほんとに10月24日が来なければいいなってずっと思ってて、24日だけ飛ばして25日に行くって…千秋楽がなくなるとかあればいいのになって思うくらい…うーん、私にとっては初めてのチームがこのチームKだったし、なんでしょう。初めてのチームに入って自分のポジションで曲をもらったのも初めてだったし。なんかいろんな経験をチームKでして、この2年間ほんとに、私はほんとに毎日充実してたし、特に全国ツアーのリハーサルをみんなでした時に、”ああ、一生このままこのメンバーで歌って踊れたらどんなに幸せかな”って思って…なんやろう、ほんとに…たくさんの幸せを私にくれたチームでした。次はチームAに異動するんですけど、今このチームAやと一番の後輩でたくさん甘えてきたし、たくさんフォローしてもらったりしてたんですけど。チームAに行くとさらに私よりも後輩がすごく多くって、だからチームKの皆さんが背中で見せてくれたこととか、声をかけてくれたことを思い出しながら素敵なチームにしたいと思います。あと、NMB48も兼任することになっているんですけど、そこではAKB…なんですかね、一員としてしっかりした自分を見せられたなと思います。はい。
宮澤さんは…うーん、なんでしょう。たぶん、「マジすか学園2」の時に一緒のシーンが多くて、そこからちょっと仲良くなって、徐々に。なんかなあ…なんか宮澤さんがいなくなるのが、上海に行ってしまうのが決まってからも、ほんとにそれが…まあ宮澤さんが決めたことだから…わかってるし、すっごい自分勝手なんですけど、毎日すごく楽しくしてくれた中には宮澤さんがいつもいたし、何ていうかな、ほんとに上海に行って、ほんとにどれくらい行くのかわかんないですけど、うーん離れて…なんだろう、わかんない…でも嫌やって、ほんとに。嫌、ほんとにここでは話せない…大丈夫、頑張ってください、でも。なんていうの…なんかほんとにすごいね、公演でやってくれる人がいなくなるのが…」

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宮澤佐江「意地悪?」
横山由依「意地悪…」
宮澤佐江「たくさん意地悪してきたのに(笑)嬉しかったの意地悪?」
横山由依「嬉しかったから…そう、でもね、宮澤さんはほんとに、決めてるから、ほんとに自分勝手だから、大丈夫です。頑張ってください。大丈夫」
宮澤佐江「じゃあ、裏でゆっくり聞かせて」
横山由依「また長くなっちゃいそうなので」
宮澤佐江「ありがとう」
横山由依「ありがとうございます。すいません」

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秋元才加「最後に佐江に言って欲しいと思うんですけど、その前に私から。組閣があって、キャプテンに任命していただきまして、約2年半キャプテンをやらせていただいたんですけど、ほんとに私はたかみなみたいな背中でぐいぐい引っ張っていくキャプテンでもないし、ゆきりんみたいにみんなの意見を聞いて優しく見守っているキャプテンでもないし、自分がなんでキャプテンに選ばれたのかをずっと考えていている時期もあったんですけど。ほんとに佐江、優子を始め、チームKのみんなが優しく支えてくれて、みんなが支えられてやっとキャプテン…キャプテンらしいことはほんとに出来なかったんですけど、ほんとにみんなのおかげでキャプテンやらせていただいたなっていうのをほんとに感じています。佐江が上海に行くことによって、佐江が他のメンバーが言ってたとおり、笑顔で話しかけたり後輩にコミュニケーション取りにいくっていう存在に、自分が佐江のような存在に今度の新チームではなれたらいいなって、ほんとに思うんですけど。やっぱり佐江のようになるのはほんとに難しいですね。佐江はリハでもちゃんとカウントを取ってね、「1234」ってみんなでリハをする時に取ってくれるんですけど、カウントが取れないキャプテンなので(笑)何も、リハの時は佐江がやってくれて、優子が先導して言ってくれたりとか、みんなの意見をまとめてくれたりとか。今度は佐江のような笑顔で、みんなとコミュニケーションを取って、優子に伝えたり、なんかバックアップできるような、そんな存在になれるように努力していきたいなと思っていますので、ほんとに佐江は…なんだろう、ここで言うとあまり上手く話せないですけど、ここでつぶれるようなメンバーではないと思うし、上海だったらすぐに会いに行って、どんどん成長して、お互いライバルとして、なんか実感は湧かないんですけど、ツインタワーが今度からこの劇場にいなくなってしまうのかなって思うと、湧かないんですけど、なんか実感が湧かない…実感って、いつもふとした時に感じるものかなって思うので、だからこそほんとに、大切な人とか愛しい人と精一杯ぶつかって同じ時間を過ごしていきたいなと思っています。じゃあ最後に佐江ちゃん」

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宮澤佐江「はい、今自分の目の前から当り前だったことが1つずつなくなってしまうのが正直すごく怖いです。仕事場に来ればメンバーに絶対会えるし、ここに来ればこうやって大好きな歌と、踊ることもできるし。スタッフさんとかと笑顔で話すことができたし、土日になればファンの皆さんに会えて、握手で楽しいお話ができたり、そういう自分の生活の中で当り前だったことがなくなってしまっていく…ことがすごく今寂しくて、怖いです。
でも、早く、向こうに行って、新しいことにチャレンジしたい気持ちがすごくいっぱいで。すごくワクワクしてるんですね。正直、日本にいてできなかったこと、逃してしまったこと、たくさんありました。悔しい思いもたくさんしました。それを上海では少しずつ日本でできなかった分もできればいいなって思っていますし、それをプラスにして、またここに戻ってきたいなって前向きな気持ちでいっぱいです。
で、チームK。もうみんながいい子過ぎて、いい子過ぎて、進化が見られるのかなってすごく思いました。でも、みんなもさっき言ってくれてましたけど、何ていうんだろう、いい意味で先輩後輩のない、いつも楽屋でもね、環境を常につくっていたせいか、ほんとにみんなが素直に意見を言えて、今日もずっと「嫌だ今日なんて来なくていいのに…」って「今日なんてなくなれ、千秋楽なんてなくなれ嫌だよ」って素直に口に出せるメンバーがたくさんいたことがすごく嬉しかったです。昔のチームKがとても団結があったチームKだったから、際者は新しいチームKになって、新しく入って来たメンバーの方がすごくプレッシャーとかもあったと思うし、ファンの皆さんの中でもやっぱりどっか旧チームKと新チームKを比べてしまう人がたくさんいたと思うんですけど。私は前のチームKの時に一番最後に、「その前のチームKを愛したので新しいチームKも同じくらい愛します」と宣言して、その宣言通り1人1人のことを愛せたと思っています。そしてこんなに素敵なチームにしてくれたのは応援してくださってるファンのみなさんのおかげだと思っています。みんなを代表してほんとにありがとうございました。
みんなバラバラの道をこれからは進みますが、これまでで最強で最高なこの今のチームK、心に秘めて頑張っていきたいと思います。本当に2年半ありがとうございました」




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EN5『草原の奇跡』


秋元才加「ともちん、うっちー、梅ちゃん、優子、きくぢ、たなみん、クリス、萌乃、みちゃ、れいにゃん、咲子、珠理奈、みぃちゃん、由依、佐江。この16人に出会えたこと、そして同じチームになれたことをほんとに嬉しく思っています。
そして、それぞれ新しい場所に向かいますが、これからも1人1人成長し、そしてまた、大きくなった自分をお見せすることを約束して最後にこの曲を歌わせていただきます。聞いてください『約束よ』」



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EN6『約束よ』


秋元才加「本日の公演を持ちまして、AKB48チームK「RESET」、そして宮澤佐江の劇場公演は最後となります。これからも変わらずAKb48グループの一員として、共に成長していきたいと思っています。これからも応援よろしくお願いします」
全員「よろしくお願いします」
秋元才加「本当に2年半ありがとうございました」



(一同整列して挨拶、終演)


公演終了後の出演者の感想コメントはこちら


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2010年3月に始まったチームK6th「RESET」公演。約2年と7ヶ月。AKB48の劇場公演としてはこれまでで最も長いロングラン公演となりました。
最初、オンデマンドの時間が3時間を超えていて驚きましたが、とにかく内容の濃い公演でした。普段にも増して、みんなよく喋ったものだとブログを書いてて思いました、笑

松井珠理奈さんが体調不良で休演となり、急遽研究生の大森美優さんが出演。今年1月31日に「RESET」公演に初出演して以来、劇場公演だけでなく、全国ツアーの沖縄や山梨公演にも出演し、ほぼ準レギュラーのような状態。メンバーからもその頑張りを評価するコメントも多く見られました。正規メンバー以外で、千秋楽出演を果たしたのは彼女1人、代役とは言え、これまでの経緯を知っているファンにとっては(松井珠理奈さんには申し訳ないですが)出演する資格は十二分にあったと思っています。年齢の関係で最後まではいれなかったようですが、彼女にとっては今後の活動につながる貴重な経験だったのではないでしょうか。

組閣後の最初の公演ということであり、旧チームから新チームへの移行という、AKB48史上初めての出来事の中で船出を迎えたチームK。2期生を中心とした初代チームKは、固い結束力でアイドルらしからぬ「体育会系」と評されるチームでした。そのチームも2009年の最初の組閣で解体されたものの、チームKとしての遺伝子は確かに引き継がれていて、新しいチームKも、秋元才加さん、大島優子さん、宮澤佐江さんを中心として、高い結束力を感じることのできたチームでした。年齢も入った期もバラバラで、他のチームから入って来たメンバーもいる中で始めはどうなるかという見方もありましたが、2年半たっていいチームになったなあというのが率直な感想です。
チームで一番後輩の横山由依さんは、最初はMCで全然喋れてなくて、でも宮澤さんや秋元さんに弄られ、突っ込まれていくにつれて鍛えられたのか今では見違えるほどになって、逆に突っ込みを入れられるぐらいになってほんとに成長したなあと思います。

個人的にもチームKと「RESET」公演には思い入れがあって、ずっと観たかったのがこの公演でしたし、実際に昨年10月にそれが実現して、観ることができたのは今でも貴重な思い出となっています。
ひと言ではいえないんですが、観ていて、何とも言えないアットホームな雰囲気が伝わって来て、これが劇場の良さなのかなとしみじみと感じたものです。
「RESET」では、公演の最後の方に、出演者の1人がその日の感想を言う場面があります。(メンバーはランダムで指名)これは他のチームの公演にはないところで、メンバーの思わぬ本音が聞けたりして、個人的には毎回楽しみにしていた部分でした。

チームKのメンバーはただ仲が良いというだけでなく、お互い高め合おうという意識が高いように感じたのは、2011年1月にNHKで放送された『Documentary of AKB48 1ミリ先の未来』の中で(テレビでは尺の関係でカットされた部分ですが、DVDには収録されている部分)全国ツアーの公演が終わったすぐ後に、楽屋で車座になってコンサートの出来や、改善点について話し合っている場面でした。
他のチームのメンバーに言わせると、毎回反省会を行うのはチームKだけということらしいのですが、メンバーは変わっても。いい意味でチームKとしての伝統は引き継がれているのかなと思いました。

今回の組閣で、ツインタワーの一角である、宮澤佐江さんがSNH48に移籍することに。これでオリジナルのメンバーは秋元さんと大島さんの2人のみに、そして今度は大島さんがキャプテンを務めることになります。
秋元さんについて、本人は何もしてなかったと自虐的に言ってましたが、彼女がいたからこそチームKはまとまっていたと思うし、まさに扇の要のような存在だったと思います。
新チームKではキャプテンを務める大島さん。この日の千秋楽については、本人がブログに綴っているのでそちらをご覧になっていただければ彼女のチーム、そしてメンバーに対する思いを知ることができます。本人曰く、昔と比べるとチーム愛が深まったようなので、先頭に立って後輩を引っ張っていって欲しいです。

そして、宮澤佐江さんについては移籍はほんとに寝耳に水でしたし、昨今の日中の情勢を見てると、順風満帆とはいかないかもしれませんし、大変な部分もあると思いますが、心優しくて気配りのできる子であるので、持ち前のガッツと明るさで新たな場での活躍を期待しています。

すでに新チームKの公演も始まっていますが、どんなチームになるか、それでもチームKらしい結束力は残って欲しいなと心のどこかで思っています。