ネ申テレビSP〜ニュージーランドで見た幻の宇宙〜 感想 | AKB48、とある地方ファンの呟き

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とあるきっかけからAKB48のファンになりました。地方ファンの立場からいろいろと思ったことを綴っていきます。

6月10放送の「ネ申テレビSP~ニュージーランドで見た幻の宇宙~」の感想です。


※以下、ネタバレ含みますので、読まれる方はご注意ください。


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空港に集められたメンバー、今回の参加者は片山陽加(チームA)、仁藤萠乃(チームK)、藤江れいな(チームK)、宮崎美穂(チームB)、島田晴香(チーム4)、小嶋菜月(研究生)の6人

例によってVTRが流され、今回の目的と行き先を告げられます。
今回の無茶振りは「ニュージーランドで幻の宇宙を探せ」ということですが、よく意味がわからずキョトンとするメンバー一同、宇宙服(ツナギ)を渡され、空路ニュージーランドへ。


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オークランド空港に到着後、車に乗せられて連れてこられたの、広大な牧場
そこで待っていたのは・・・




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ニュージーランドと言えばやっぱり羊、何でも人の数よりも羊の数の方が多いそうです。

「幻の宇宙」につながる情報を得るため、牧場の方のお手伝いで、羊を捕まえることに


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羊が思いの外、敏捷で苦戦する中、ようやく捕まえたは、一番後輩の小嶋菜月さんでした。
このあとこの羊(みなみちゃん)の毛を刈ることになります。

ただここでは有益な情報は得られず、次の場所へ。

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「幻の宇宙」に向かう勇気を得るために、ニュージーランドの原住民であるマオリ族の村を訪問、「カマテ」という伝統の踊りを習うことに。日本でもオールブラックス(ニュージーランドのラグビー代表)が試合前にすることで知られていますよね。

教わったお礼にAKBメンバーからは「真夏のSounds good!」のダンスを披露。

マオリ族の方の話によると「幻の宇宙」は「ロストワールド」というところにあることがわかりました。


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山道を歩いて「ワイトモ」(マオイ語で水の流れる穴)と呼ばれる場所に到着

下を覗いて驚くメンバー、それもそのはず、落差100メートルの断崖に恐怖のあまり固まるメンバー続出、今日は時間がないということで、次の日の朝からリスタートすることに


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翌日、メンバーたちにとって長い1日が始まります。
高所恐怖症の島田晴香さんや小嶋菜月さんは早くも号泣、あわやリタイアかと思いましたが
片山陽加さんの効果的な励ましの甲斐もあって、全員無事降りられることに


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落差100mをロープで懸垂下降(「アブセイリング」というらしいです)
見てるだけで恐怖感が湧いてきます。高いところが苦手な人にはダメな場所ですね。

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30分かかってようやく下まで降りて、ここが「幻の宇宙」かと思いきや
そんなわけもなく、あくまで入り口に着いただけで、むしろここからが本当のスタート


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狭い洞窟(ワイトモ洞窟)に突入、シーズン5の洞窟探検を思い出しますが、あの時と違うのはけっこうな量の水が流れていること。人一人がようやく通れるような場所も


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数日前からの雨で、予想以上に水量があるため、梯子を使って少しでも歩きやすいルートをいくことにだんだんハードになってきました。ウェットスーツが水を吸った分、普通よりも体が重くて体力を消耗するようです。


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あまりの水の勢いに、撮影機材が次々と故障、照明も故障したため、ヘッドライトだけで進むことに、乱れた映像と音声が逆に臨場感があって、メンバーの緊迫感が伝わってきました。



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激しい水しぶきの中、懸命に進むメンバー、「もはやロケじゃない」と愚痴をこぼすほど大変だったようで、激流に流されたスタッフもいたとか



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一見楽しそうですが、水は相当冷たそう。溺れかかってる人もいましたが、協力してゴールを目指します。ここで絶妙なタイミングでBGMの「RIVER」が流れたのは感動的でした。


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スタートから7時間、ようやく目的地へ到着。ライトを消し、真上を見ると幻想的な光景が
これが目指していた「幻の宇宙」のようです。
(星のような光の正体はツチボタル)


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朝出発して、外に出て見るとすでに真っ暗。帰りも相当の時間を要したが想像できます。


ちなみに今回登場した「ワイトモ洞窟」はニュージーランドでも有数のアウトドアスポットとなっているそうです。
Waitomo Adventures – Blackwater Rafting & Cave Abseiling Adventures in New Zealand
http://www.waitomo.co.nz/





最近のネ申テレビは「緩い」企画ばかりだという批評もあるようですが、今回は久々にガチガチのムチャ振りだったと思います。撮影は一月ほど前だったのですが、参加したメンバーのブログやGoogle+を見ると翌日は筋肉痛になったそうで確かに無理もないなと思います。メンバーもスタッフも怪我も無く無事だったと聞いて、何よりだと思いましたし、ともかくお疲れ様でしたと言いたいです。番組も初めの方はあまり緊張感もなくて、でも最後30分は見応えがあって、これぞネ申という内容でした。個人的には洞窟の場面ももっと撮って欲しかったです。前半でけっこう尺を使ってしまった感があるので、それだけがちょっと残念かも、でも全体的にはいい構成だったと思います。

観光コースなので、もちろんプロのガイドが同行し、安全性には十分配慮してると思いますが、水量が予想以上に多かったらしく、激流に流されたり、溺れかけてるメンバーやスタッフの姿が見られましたね。富士登山の時も思ったのですが、メンバーだけでなく、重い機材を持って撮影する番組スタッフの方にとっても過酷なムチャ振りだったような気がします。

一番後輩の小嶋菜月さんは、弱音を吐く場面もありましたが、最後まで諦めず頑張っていました。泣いたり笑ったり、いろんな表情を見せてくれて、真剣な表情も良かったです。「アルバイト企画」の時も1人でがんばっていたし、見てると応援したくなる魅力がありますね。

片山陽加さんは、絶叫系は平気らしく、高いところでもむしろ楽しそうでした。体力がついていかず島田さんに「おばちゃん」と言われてましたが(笑)ロープ降下の時、泣き叫ぶ小嶋菜月さんをなだめる場面には大人としての貫禄を感じました。

藤江れいなさんは終止、楽しそうで、余裕も感じました。見かけによらず体力がありそうな感じでムードメーカーになっていました。

仁藤萠乃さんも割と余裕があった感じで、マカオのバンジーの時もそうでしたが、ダメダメといいながら、何でもそつなくこなしてしまうのは流石でした。

島田晴香さんは極度の高所恐怖症で、泣きじゃくる姿が印象的、普段は見せないような表情でした(笑)後半は自慢の体力を活かして活躍してたようですが。

今回リーダーに指名された宮崎美穂さん。最近はちょっと燻っていた感があり、マカオでバンジーが飛べなかったり、ネ申テレビでもあまりいいところがなかったのですが、この日は久々にいい部分が見れました。思えば彼女もあの伝説の富士登山のメンバーの一人、あの時は後ろを付いていくだけでしたが、今回は先頭に立ちみんなを引っ張る姿が頼もしくて、ちょっと見直しました。


ふと思ったのは、もしこれが総選挙前に放送されてたら、いったい選挙結果がどうなったていたかなということ。大幅に順位が変わるとも思えませんが、多少の変動はあった可能性はあります。
もちろん演出上でわざとなんですが、応援VTRにはちょっとイラっとさせられました、特に指原さんに(笑)昔はむしろロケに行かされる方の立場だったのに、今ではすっかり”向こう側”の人間になった感があるのがやや寂しいところです。いまや総選挙4位と飛ぶ鳥を落とす勢いですが、彼女らしく体を張った姿を見せてもらいたいものです(笑)VTRとそれを見つめるメンバーの冷ややかな表情が対照的でした、番組的には富士登山の時の秋元さんのようにキレるメンバーがいても良かったかなとも思いましたが。


アンチの方はいまだにAKBのことについて、批判的なことをいろいろ言いますが、そういう人たちこそ、この番組を見てもらいたいなと思いました。

ともあれ今回参加したメンバー、そして番組関係者の熱意に拍手。通常放送はイマイチですが、スペシャルはやっぱり面白いなと改めて感じました。