■ちょっと家出■ | 修復? 離婚? 夫婦問題はあってあたりまえ  夫婦カウンセラー 立木ミサ

修復? 離婚? 夫婦問題はあってあたりまえ  夫婦カウンセラー 立木ミサ

どんな夫婦にも問題はあるのがあたりまえの時代です。
夫婦カウンセラーは心のトレーナーです。

夫婦カウンセラーの立木ミサです。

 「不妊治療で夫婦の危機が・・・」
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ありがとうございます




夫婦喧嘩で頭に血が上った。
なんていうときは、ちょっと家出がおすすめです。

でもそのまま喧嘩を続けていても
はっきり申し上げて答えは出ないんですね。
さらにひどい言葉で傷つけあうのがせいぜい。
だから喧嘩を止めるためには
その場を、戦線を、離脱します!

ただ、2、3時間程度のちょっとした家出です。
「ちょっと出かけてくる。すぐに帰る」と。
頭を冷やすというよりも
何か好きなことでもして、ブラリと気分転換したら
家に帰りましょう。
そして仲直りしてしまいましょう。
相手の態度が変わらなくても
(変わっていないことが多いと思います)
「さっきはごめん。言い過ぎた」と言って
夫婦喧嘩は終わりにします。
もちろん家出中は喧嘩のことは忘れます。
自分の好きなことに没頭してください。

夫が育児に参加してくれない。
そんなときもちょっと家出です。
授乳中の赤ちゃんでも2、3時間なら大丈夫です。
子どもを夫に預けて買い物でもして、
やっぱり気分転換して帰ってきましょう。
片方の親がついているのですから安心です。

「どこへ行っていたんだ! 」なんて言われても
動じずに、反論せずに。
「育児疲れがたまったので気分転換。
お父さんが見ていてくれるから安心して出かけられた」と。
大変だった、みたいなことを言われたら
「そうなの。子どもって大変。
 毎日だからストレスもたまるのよ」と
言ってみてはどうでしょう。

熟年になったら1週間程度のちょっと家出。
とくに定年後、夫が家にいるようになる頃には
おすすめです。
いつでも妻が家にいて、あたりまえのように
家庭を回してくれる・・・かどうかなんて
保障はありません。
(妻が先に死んじゃうかもしれませしね)
「1週間ほど旅行に行ってくるわね」と言って
出かけましょう。

夫は唖然とするかもしれませんが、
ひとりで暮らすことに少しは慣れてもらわないと。
1週間がいきなり過ぎるようだったら
まず最初は1泊2日から、
少しずつ期間を長くしていきましょう。
長い間いっしょにいた夫婦です。
少しは離れてお互いのよさを実感しなければ。
空気のようで
ありがたみがわからなくなってしまいますからね。

そして夫が家にいる時間が長くなるなら
家事を少しずつ上手になってもらいたい
という期待も込めて。
だから遊びに行くからって
食事の用意なんてして出かけてはダメですよ~。
コンビにでも何でもあるんですから、
どうやったって何日かは大丈夫です。
掃除も洗濯もしなくても数日なんて大丈夫です。
相手は大の大人です。
ちゃんと大人扱いしてあげないと。
「夫婦の行く末をイメージする」

もちろん妻だけでなく、
夫もちょっと家出してみてください。

こうしてときどきちょっと家出をして
夫婦のテコ入れしてください。
物理的に離れてみると
けっこう冷静にいろいろなことを感じられます。
ただしちょっとだけ、が鉄則。
相手を驚かせたり嫌がらせたり心配させたり
実家や親戚、友達を巻き込むのが目的ではありません。

あくまで夫婦の滞った空気に
風を通すくらいの軽い気持ちです。
夫婦を円満にするステップのための家出なので、
そこを見失わないで実行してくださいね。


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