結婚するとき、きっと素晴らしい生活が待っている。
今よりも数倍も数十倍も。
そんなふうに多くの人が思って結婚します。
最近では結婚式で花婿が涙を流すことが多いのだそうです。
感極まっては、今では男女平等のようです。
こうして夫婦問題に日々接していると
十人十色ではありますが、
完璧な結婚生活というのは
つくづくないのだな・・・と思います。
ご相談の話しを聞いて幸せではないですか、と思えても
悩みを抱えていらっしゃる方もいて
第3者であるカウンセラーから見たら幸せに見えても
本人には幸せとは感じられない。
そんなことがしょっちゅうあります。
でも待てよ、完璧な結婚生活なんて、そもそもあるのだろうか。
だいたい完璧って何?
そんなふうに思います。
理想の夫婦って何? とも思います。
60代の知人が結婚したがらない
最近の若者に対して言っていました。
「だいたい結婚が素晴らしく幸せなものだと思うから
今の若い人たちは結婚しなくなってしまう。
そんなものはありはしない。
結婚は新たな
別の不幸をしょい込むものだと
思えばいいんです。
み~んな背負っているんですから。
別に怖いものでも何でもない」
えらく納得です。
新たな不幸をしょい込むようなもの。
そんなふうに幸せにも不幸に対しても気楽に考えていれば
少々の問題が起きても、
そんなものさ、と思えるかもしれません。
つまり自分がしょい込める程度の幸せであり不幸である。
涙を流すほどうれしい瞬間。
結婚式のそのときがピークと思っていれば
間違いはないと思います。
あの時がピークで、
あとの結婚生活は少しずつ別の不幸をしょっていく時間です。
あれほどの幸せはもうないのです。
あのピークの幸せを続けよう、ではなく
新たな不幸をどうしょい込んでいくかということに
自分を懸けていったほうがいいんでしょう。
幸せだけを抽出して、エッセンスにして、
結婚生活に散りばめていこうとしても
冷静に考えて、そんなことってあるわけがないわけで。
少々の不幸と少々の幸せ。
そのバランスなんだろうな、と思います。
夫婦問題や離婚問題が起きているときは、
そのバランスが不幸に傾いてしまっているときなんでしょうね。
だからなんとか幸せの方に傾くように
バランスを取り戻せればいいんです。
ちょっとしたことかもしれません。
問題は大問題ではなくて
ほんの些細なことで、そのバランスは元に戻ることも
多いのかなと思います。
不思議なもので「新たな別の不幸」を乗り越えると
それが新たな幸せにつながっています。
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