予定より出発時間が遅れましたが
なんとかギリギリイケるだろうと
宮古市の長松の滝を見に行きました。
今回が初訪です。
初めての場所でギリギリとかイミフ
林道の展望台からの望遠でしか
見られないのかと思っていたら
滝前まで行けるというじゃないですか!
それは行くしかありません(`・ω・´)ゞ
釜石道を遠野ICで降りて
立丸峠をぬけて宮古市へ。
峠は2018年末頃にトンネルが開通して
快適に通れるようになりました。
そして国道340号線から
安庭沢沿いの細い舗装路を走り
13時半頃
安庭山荘まで来ました。
安庭山荘裏で舗装が切れて
砂利道になりますが
通行止め というか
立入禁止の看板がありました。
半分開いているので
車での通行は出来そうですが
なにで立入禁止なのか
分からないので一応
安庭山荘裏のスペースに駐車して
歩くことにしました。
沢沿いの林道をしばらく歩き
ちょっとした落石もありつつ
2箇所ほど小さい滝も流れていました。
木々に覆われた林道から
かなり広い場所に出ました。
急に木がなくなって
日差しをモロに受けます…
(;^ω^)アヂィ
もうちょっとだけ進んで
ヘアピンカーブから
踏み跡を見つけました。
踏み跡を辿って行くと
何かのスクラップが落ちていました。
さらに進んで砂防ダム到着。
ここから対岸へ渡って
薄い踏み跡を見つけ、
急な斜面を笹に掴まりながら登り
砂防を高巻きました。
沢登りルートではなく
そのままさらに急斜面を登って
尾根の踏跡までくると、
謎のワイヤーがありました。
何の跡でしょうか?
ここから沢に降りるのかとも
思いましたが、
どうにももっとずっと奥のようで
本当に謎でした。
こんなのもありました。
小動物が隠れるのに丁度良さそう。
踏跡が急に、
短いながらありえないくらいの
急斜面になりました。
ここを登ったら帰りはひどいなと
思いつつなんとか よじ登って
現れたのは廃林道でした。
崩落などもあり
車は完全に通れないのですが
確りと踏跡がありました。
ここまででなぜか疲労困憊なのですが
この廃林道をもうしばらく歩けば
目的地へ辿り着けます。
そしてついに
見えました!
廃林道からは滝の落口へ行けます。
適当なところからロープで懸垂下降。
40mのロープを持っていったので
ちょうど滝壺まで降りられました。
長松の滝 です
素晴らしい…
周りの雰囲気も良く、秘境感たっぷり
春先の雪解け時期には
もっと豪快に跳ね上げているのだとか。
うーむ…
滝や周辺を撮影したり
滝を見ながらここまでの疲れを癒やしたり
していたら
もうすぐ17時になるじゃないですか!
さすがに帰らなければ(゚д゚)!
帰りはこのまま廃林道を辿ってみました。
沢まで降りてこられました。
奥に最初の砂防が見えています。
こんなところに出ました。
後はもとの林道に戻るだけ。
滝も周辺の雰囲気も素晴らしく
また訪れたい場所ではあるのですが
思っていたより遥かに
過酷な滝見でした(;´∀`)
しかしこれもまた良い経験です。
林道の帰り道で
紫陽花が咲き始めているのを
見つけました。