レコーディング用マイクで有名なNEUMANN(ノイマン)の
スピーカーKH80DSPを導入しました!
今月、普段作曲している場所の防音施工を行いまして
スピーカースタンドを新調したり、配線をし直したりしましたので
スピーカーも新調する事にしました。
選んだスピーカーが、このNEUMANN・KH80DSPです。
色はホワイトのモデルにしました。
もちろん、補正システムのMA1も使いセッティングしてみました。
あまり、機材のレビューはBLOGでは書いていないのですが
せっかくなので書くことにしました。
補正前の周波数測定がこちら
補正後がこうなっています。
補正前の状態でも様々な曲を聞いて置き方とか諸々を調整していたので
中高域以上は、補正前でもわりとフラットになっていました。
おそらく、今までに色々なレコーディングスタジオの音を聞いてきた経験から
そこに近づけようとケーブル、オーディオインターフェイス、置き方、自分からスピーカーとの距離などを試せていたのかもしれません。
ただ、低域は想像以上にずいぶんと膨らんでいました。
背面の壁にミュートボードを貼って、そこから47cm程度離しているのに
この低音の量ですから、マニュアル調整では我がスタジオでの限界なのかもしれません。
(10畳の部屋を横長に使って、横壁からは150cmずつ離しています)
スピーカー同士の距離はちょうど100cmです。
補正した後の状態で聞いてみた感想ですが
まさしく、くっきりハッキリと音が聞こえました。
自分には低音は物足りないのですが、かなりスッキリとして賢そうな音をしています。
中域が上がっているわけでもないのに、ボーカルが浮かびあがって聞こえる感じです。
定位もしっかりしていて、奥行き感がわかりやすかったです。
自分はインスト楽曲とボーカル楽曲を作る頻度は半々ですが、ボーカル曲のほうが向いているスピーカーに思えました。ボーカルのレコーディングマイクでの王者NEUMANNですから、その辺りにフォーカスされて設計されたのかと想像が膨らみます。
あと、小さい音でモニタリングしても、バランスが崩れないのが一番の驚きでした。
これまでも、通常程度の大きさは、メインスピーカー、大きい音はこっちのスピーカー、小さい音はラジカセやPC用スピーカーと分けてモニタリングしていたのですが
その必要がないくらいに小さい音でのバランスが秀逸でした。
今回、部屋をスッキリされたかったので、スピーカーは1セットのみ配置と計画していましたので、ちょうど良かったです。
欲を言うと、音量を上げたときに、低音が欲しいというところです。
ここはウーハー用のKH750を追加すれば良いのかもしれないですね。
でも、迫力ある音での確認はこれまで通りにカーステレオで確認すれば良いかと思いました。
自動電源オフ機能を使うか使わないかの設定ができるのも有難いです。
案外、通知音が鳴るだけだと、自動電源オフからオンに復旧しない事もありましたから。
というわけで、この新しい相棒と来年リリースの楽曲やTatshMusicCircleの春M3用アルバム楽曲を作っていきたいと思います!