今回の火事現場の亡くなられた飼い主さん。
猫が大好きで、
ずっと1人で暮らし、猫のために生きてきたような人だと聞きました。
その猫好きにつけ込み、
何匹も猫を押し付けてきた
人もいるようで、行き場のない猫を
引き取っていたようです。
多頭崩壊状態だったのですか?
と聞かれるのですが、
いったい元々何匹の猫達がいたのか、誰も知らないのでわかりません。
きっと、若い頃はたくさんの猫の
世話もできていたのだと思います。
ですが、避妊去勢をしていなかったために子猫は産まれ続け…
ほとんどの猫達が不妊手術していないようです。
自分の食べることより猫達のためにとまとめ買いをしていた
焼け残ったレトルトフードの箱の山を見ると、切ない気持ちになります。
なんだか、おやまーずのお爺さんを
思い出します…
近所付き合いは、ほとんどなかったようで、完全室内飼いだったために、こんなに猫がいたとは近所の方も知らなかったみたいでした。
誰か早く気付いてあげてれば…
突然、飼い主さんと家を失った猫達。
火事で窓ガラスが割れ、
外に逃げ出して、何とか生き延びることができた猫達…
一度も家から出たことがなかった
子達が逃げ惑い外に出て行きましたが、逃げ遅れた多くの子達が亡くなってしまったと思われます。
焼けたケージの山がたくさんありました…
焼けた家の中の写真は、あまりに
悲惨で撮れませんでした…
3日間で25匹を捕まえましたが、
まだ奥に隠れている子達がいます。
唯一、焼けていない部屋で
飼い主を待っている子達…
怖かったね…
もうここには飼い主さんは戻ってこないのよ…
オバちゃんと一緒に行こう…