見送ってきました | アニマルスマイル香川

アニマルスマイル香川

人間の身勝手で行き場をなくしてしまった動物達の終の棲家。
常時、犬約100頭、猫約150頭の子達を日々お世話しています。
飼い主から捨てられてしまった老犬達を中心に
最期まで笑顔で暮らしてくれるようにボランティアさん達で
頑張っています。

今朝はシェルターに雪が積もりました。

寒い…



火曜日にボス、ナッツ、ヘルの
合同葬儀終わりました。



旅立ちにふさわしい
いいお天気の中、見送ってきました。


ナッツは
前の週に4日間入院しましたが、
数値は下らなかったけど、
ご飯食べれるようになり退院しました。


あれほど逃げ回っていたナッツが退院後、スリスリ寄ってくるようになって嫌な予感があったのです。


退院してから静脈点滴を
続けてましたが、土曜から
ご飯を食べなくなり、
日曜の朝、だんだん呼吸が浅くなって…
見守る中、静かに心臓が止まりました。


2018年3月
お散歩コースの池の側で
重症のナッツを保護しました。




前足一本は既にぶら下がっており、他の三本の足も大火傷を
おってました。


残念ながら一本は断脚になりましたが、それから毎日の洗浄、包帯交換の痛い治療をナッツは
耐えました。


ここまで酷かった足は

3ヶ月かかり
残りの3本の足は断脚を免れました。



失った肉球は再生はしませんが、


3本足で歩けるように。


その後も団子のようにくっついてしまった指の間が膿んだり、
皮膚の間から毛が生えたりで
トラブルは絶えず病院通いは
続きました。


しばらくすると、IBD(腸疾患)か腸管の腫瘍を疑われる所見が見つかったり、


そのうち、喉の奥にも出来物が
できドライフードをうけつけなくなり、ウェットしか食べれなくなって2年近くになります。


リンパ腫を疑われましたが、
詳しい検査はせず対処療法だけ
続けてきました。


最終的には1.5キロになって
しまいましたが、
本当に長く頑張りました。


気品があり、強い生命力を
持ったナッツ。
ありがとう。



ヘルは2017年子猫で保護しましたが白血病陽性が出て、
貰い手はいませんでした。


生後半年の頃、
再検査で奇跡の陰転をして


みんなと仲良く暮らして
きました。


異変を感じたのは3歳の頃。


酷い下痢が続き、
何度も入院しました。


去年は1週間〜10日ぐらいの
長期入院を3回もしてます。


最終的には、
去年、腸管腫瘍の可能性
肝臓にもマスが見え、
リンパ腫の疑いが濃厚だとの診断をうけていました。


ヘルも詳しい検査は受けていません。
病名を確定したところで
治療方針が変わる訳ではないから、対処療法だけ続けてきました。


ヘルもギリギリまでご飯は
少なくても食べていました。


ナッツが亡くなった日曜から
食べれなくなり、
月曜の朝動けなくなりました。


悪あがきだと思いながらも
諦めることができず、
静脈点滴を家でするために留置針を入れてもらおうと思い病院へ。


そしたら、ヘルが
もう点滴はいらないと…


血圧が下がりすぎて、
血管が見つからず留置針が入れられないと先生に呼ばれ、
診察台に連れてこられて


そのまま、診察台の上で
心臓が止まりました…


看取ることはできたけど、
家で静かに看取ってあげれなかったことに後悔が残ります。






まだ4歳…

みんなと仲良しで、性格のよい子でした。
本当によく頑張りました。


ナッツ、ヘル
安らかに。



応援してくださった皆様
ありがとうございました。


ボスのことは
心が落ち着いたら改めて書きたいと思います。





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