この前、大阪で捕獲した岡田は野犬ではありません。
里親宅から脱走して、
捕獲に時間がかかってしまい、野生化してしまっただけです。
2ヶ月半の外生活は、
過酷なものでした。
四肢の爪は血がにじむほど、
削れて無くなっており、
肉球もあちこち擦り向け、
どれだけ必死で歩き続けたかを
物語っています。
イノシシやキツネ、アライグマ
タヌキ、多くの野生動物と
共存する山で、怖がりの岡田が
安心して眠れる場所などなく、
ぐっすり寝れていなかったと思います。
捕獲して、キャリーに入れると
すぐにウトウトしたのも
当然のことでしょう…
疲れきっていました。
そして、この2ヶ月半の間に、
変わってしまいました。
男の人には、かなり威嚇します。
キャップを被った人に
吠えたてます。
網状のものを異常に嫌い、
補修をしようと、
目の前で簡易フェンスを広げたら、
オシッコを漏らし、立ち上がれなくなってしまったり。
脱走生活の間に
苦手なものが沢山できて
しまいました。
無理をしようとすれば、
噛もうとすることもあります。
この子が負った心の傷を、仲間達が癒やしてくれています。
ボスアキがいた現場の子達は
傘で叩かれていたので、
みんな傘が苦手です。
そんなトラウマは、
何年経っても、なかなか
消えるものではありません。
ゆっくりゆっくりで
いいからね…
SNSの世界は、
言いたい放題、
言ったモン勝ちの世界です。
それを信じて、
応援する人達がいること。
真実ではないことで誹謗中傷されること。
反論しなければ
言われっぱなしで、
嘘が真実になってしまうことは
やっぱり許せない。
岡田を捕獲できた裏側には
みんなの努力と根性と愛情が
たっぷりあるのです…
なかなか、捕まえてあげられなくて、ごめんね…
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