アメリカに来て半年。
まあまあ、色々なことがあった。
Blogの構想は練っているのだが、どうも筆が進まない。

環境を整えすぎて、正直、自分がアメリカにいることすら忘れてしまうほど便利である。
欲しい本はクリックひとつで、3日程度でアメリカに届く。最近は電子書籍の急速な発達でアメリカに居ながらにしてリアルタイムに本を読める。
日本に仕掛けてきた装置でリアルタイムに日本の地上波を見ることができる。
アメリカで起きた銃撃事件もリアルタイムでツイッターから日本語で情報を得ることもできる。
徒歩圏内の日本食専門店で新鮮な刺身も、新米も、殆どなんでも手に入る。

手にはいらないのは・・・酒の肴くらい。
梅干し、たくあん漬け、イカの塩辛くらいは手に入るのだが、岩魚の塩焼き、アンコウ、鮭のめふん、白えび、このわた、ホタルイカ、生ダコ・・・など、マニアックな食べ物は流通しない。
日本酒は八海山、久保田などの銘柄は手に入りやすいが、稀少な酒は難しい。

そんな中、実家から奈良漬が届いた。
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ニューヨークで奇跡的に再会した銘酒「七田」を大切にお猪口で飲む。
奈良漬のような日本酒にピッタリの肴を口にすると、日本の有り難さを味覚から味わうことができる。

日本を離れて、初めて日本の食文化の歴史、その多彩さ、彩りの素晴らしさを知る。
ハッキリと言えるのは、アメリカには食文化は存在しない。肉を喰い、足りない栄養素はサプリメントで。

職場に日本人が誰もいなくなったことで、いろいろな国の人々と交流することが増えた。
例えば、インド、イラン、ギリシャ、ペルー、トルコ・・・それぞれ長い歴史を持つ国々の食文化に触れられることはこの上なく貴重な経験である。
インド人の友人のクチコミで行くインド料理の店。山羊のカレー、バスマティライスは絶品。
その国の料理に親しむと、たとえ言葉が通じなくとも心は通じ合う。
インド人の彼は日本の「海苔」に非常な興味を示した。しかし、生魚を食べること、ましてや、どぜうの踊り食いなど到底信じられない様子。

食文化は英語以上にお互いに解り合えるツールである。

来週はコロンビア人のクリスマスパーティーに招待されている。