旭岳を越えて,少し降りたところにある「裏旭野営指定地」で初日のテン泊.

 

 北海道の縦走路が本州と大きく違う点は,営業小屋が皆無で,食料の補給が全くできないこと以上に,「生水が飲めない」こと.

今では本州の山々でも怪しいようだが,北海道の野外の水場は,キタキツネに寄生するエキノコックスに汚染されているため,そのまま飲むことはできない.感染すれば,最悪死ぬこともある.

 汗だくで野営地に着いたら,冷たい水をゴクゴクと,と行きたいところだが,それは許されず・・・

浄水器でろ過して,煮沸して・・・

冷まして・・・ようやく生ぬるい水を飲める.

これがかなりツラいのだ.

もう一度このルートを歩こうとは思えない最大の原因.

 

こうやって水を入手し,夕飯の支度をする.

メニューは,

 

こんな重たい食材を10日分も背負って歩いたとは・・・

昔の自分たちながら,恐れ入る.