Yside










バンッ












"ちょっとユノー?帰ってきたなら挨拶ぐらいしなさい!"

『………あぁ!今帰った!』

"ったくも〜変な子ね……"

『………………』














やばい…
なんてことをしてしまったんだ俺はっ!!


ちょっとモンモンしてたからって!

ちょっと前に進みたかったからって!!






平然とチャンミンの家から帰ってきたけれど、
心臓が口から出てしまいそうなほど、

ドキドキして壊れてしまいそう……







『俺、チャンミンとキスしたんだ……』





平然振って、余裕振って、チャンミンに鼻で呼吸をするだよなんてアドバイスをしたけど、
正直俺だって呼吸を止めていたし、
鼻呼吸をするなんて余裕はゼロだった。



『あーー格好つけてしまたぁぁぁ!』




プニプニ…


チャンミンの唇が俺の唇と重なったんだ………






『あ、やべっ!』




キスした気持ちよさと興奮が重なったからか、俺のジュニアが元気になってしまった。






『こんなのチャンミンに知られたら……』ハァァァ




ガバッ

俺はベッドで布団に包まり物理的に俺のジュニアが見えないようにした。


『情けない…』ハァァァ







溜息しか出ない。


チャンミン……今どうしてる?
俺のこと考えてくれてる?
キス…どうだった?






『あーーーーーーー!!!』


何を俺は女々しいことばっか考えてんだよ!!









チラッ



そそり立つジュニアに視線を送る。


『まぁこれが正常な反応なんだよな』





さすがにチャンミンとエッチだなんて遠い未来なんだろうけど……
でも………チャンミンはどんな感じになるんだろうか。





チャンミンって肌はツルツルで、
まつ毛も長くてカールしている。
瞳も大きくて溢れてしまいそう。




そんな可愛いチャンミンを目の前にしたら俺……





ッブルブル!!












『お風呂入ってくる!!』

"ちょっと急に何?!ご飯は?"

『あとで!!』

"…………なによ。顔真っ赤よ?
熱でもあるんじゃない?"

『熱なんて無いから!!』

"帰ってきてからずっと変よ?"

『あーもー放っといて!』







俺は全身に冷たいシャワーを浴びて身体の熱をとにかく冷まさした。


母親に言われるまで気付かなかったけど、顔が真っ赤だった。
鏡を見て衝撃を受けた。


それも全部シャワーで流す。







いや、そのうちはエッチする予定だから。うん。そうそのうち……


『なんか俺ムッツリスケベみたいじゃないか?』



























"ユノ、あんた昨日からやっぱり熱があったんじゃないの?"

『いや、昨日はなかった………と思う』

"とにかく寝てなさい。今日はバイト無いんでしょ?"

『うん…』

"お母さんはパートに行ってくるから。ご飯ぐらい作れるでしょう?"

『うん。大丈夫』

"じゃあ行ってきます"

『んー』




パタンッ









『はぁぁぁぁ何風邪引いてっかなぁ』

朝起きたら身体が怠くて測ったら37.5度の熱。母親には昨晩から顔も赤かったから風邪だったんだと言われたけれど、
多分、いやきっと冷たいシャワーが原因だと思う。



『バイト休みで良かった。今日はゆっくり寝るとするか』





暫くはベッドの中で動画を見たりSNSを流していたけれど、
気が付いたら眠ってしまっていた。





喉が乾いて目が冷めたら、汗もびっしょりでなんだか気持ち悪かった。



『シャワー浴びたい…』



ふと、スマホに目を向けるとチャンミンから1時間前にメッセージが届いていた。てか3時間は寝てたっぽい。
そりゃあスッキリするに決まっている。






「今日はアルバイトですよね?」

『今日は休みだよ。ちょっと熱っぽくて家でゆっくりしてる』



そう返事をして俺はシャワーへと向かった。



『チャンミンからメッセージが来てるってことはチャンミンも今日はバイトじゃないってことだな。
熱があるから会えないのは悔しいな』



昨晩の反省を活かし、
少し熱めのシャワーを浴びた。




汗もかきぐっすり眠ったからか幾分身体が楽になっていた。熱も微熱にまで下がってる感覚もある。




『腹減ったし何か食べよっと』





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