Yside










これが、






チャンミンがひとりで使ったと言うゴムとローション。










なんだ?この感情。



ただのそこらへんに売っている物と変わらないというのに、










俺の掌には今、数個使われたであろうゴムの箱と半分とまでは言わないが半分近く使われたローションの瓶がある。


なぜかピンク色で可愛らしいパッケージなのは気にはなるが敢えて聞かないでおこう。






『チャンミン、最後にいつ使った?』

「………………秘密です」

『秘密が多いな』

「…………………」

『ちゃんと話さねーと、
これを使って気持ちよくしてやんねーよ?』

「………………ッ」

『いいのか?』

「………うぅぅぅぅぅぅぅ…////」





チャンミンのベットの上で、
俺はまだ上下服を着ているのに対し、
チャンミンは上半身は脱ぎ下半身は下着という状態。
ベットの下には脱ぎ捨てたはずの服が丁寧に畳んでありチャンミンらしさを感じたけど、
どこか冷静さも感じ取れ虐めたくなった。



やっぱり俺は意地悪かもな。




















「…………っ冷たッ」

『悪い、』

「だいじょうぶです…」

『……………少し我慢しろよ?』

「もちろんです…ッよ」





ローションを手のひらで温め、
チャンミンの2つの小さな蕾に触れる。
まだ数回しか触れてねぇってのに既に主張し始めている蕾。



敏感になってきたよな。







初めの頃は、身体が硬直していたせいか感じるまでに時間がかかっていた。
優しく触れれば擽ったいと文句を言い、
少し強引に触れればカチコチに力んで気持ちいいなんて程遠くなっていた。



そんなチャンミンが、
今では30秒も経たないうちに全身から力が抜け、
全身が性感帯なんじゃね?と思うレベル。









だからめちゃくちゃにしたくなるんだ。
















ピチュッ






ピチュッ










『ヤらしい音出てんぞ?』

「僕から……のおとじゃ…ない……です」

『そ?』

「ゆのさ…んが出してる……んだよ」

『へーそんなこと言うようになったのか』

「………………ほんと…だもん」

『相当いじめてほしいみたいだな』

「…………………ッふンっ!!!!!」





『ッ!!!』




俺自身をチャンミンの後ろの蕾に入れ、
ゆっくりと動かす。
無音の部屋にイヤらしい水音とチャンミンの喘ぎ声が響き渡る。
チャンミン自信からでる音なのか、
ローションが擦れる音なのかはわからないが、
どっちにしろ俺を興奮させるには充分だ。



その上、感じながらも俺に僅かに歯向かうチャンミンにも興奮する。



俺がグッと奥に入れたら、
チャンミンの中がギュッと俺を締め付ける。
逃さないと言ってるような感覚に、
俺は一瞬イッてしまいそうなのを堪えるのに必死だ。









「ゆのさ、ん……大きくなったよね?」

『お前……』

「お前じゃないよ」

『チャンミン、そんなこと言うってことは余裕なわけ?』

「……違うよ。ゆのさんを感じられて僕はいっぱいいっぱいなんだ。
でもそれは嬉しいってこと…ッだよ」

『…………やっぱり余裕だよチャンミンは』

「…………………」

『俺をこんなに夢中にさせてんだから』

「…………僕もゆのさんに…むちゅ……ッう」






チャンミンの言葉を最後まで聞けなかった。
聞くつもりではいたけど、
もう俺が待ってられなかった。
今すぐにでもチャンミンの薄く開いた唇に俺の唇を重ねたかったから。







「……はッ、」




「…ッんんんんんん」













必死に俺にしがみついて、
必死に俺についてこようとしてる。





俺の動きに合わせ、
俺の背中に爪を立てる。










額には汗で前髪が張り付いて、
脚なんて俺に巻き付けてくる。








少しでも唇を離すと、
もっととせがみ、チャンミンから唇を寄せてくる。




俺がチャンミンの歯列に沿って舌を動かすと、
対抗しているのか、
ぎこちなく舌を動かす仕草が愛おしい。







だからめちゃくちゃにしたくなる。
だけど優しくもしたい。








矛盾してんな、俺。












「ゆの、さん……」

『……ッん?』



呼ばれてチャンミンに視線を向けると、
荒い呼吸を繰り返しながら、







「好きなんです…」

『…………………』

「ゆのさんのことが大好きです」

『……チャンミン…………』








このタイミングで言うって反則じゃね?








こんなこと言われたら、
止まれるわけねーよな?









『チャンミン、しっかりつかまってろ?』

「…………ン…?」

『ちょっと止められねーから』

「あ、ッん!!」

『俺も好きだから』



「あんッ、い……ひンッ……あっ!」

『だから一緒にイくぞっ!』




「あ、んっあ……ッン!う、……あぁぁん」

『ちゃんと着いてこいよ』

「あぁぁぁッ………ん、ゆのさ、ん!」

『………………ん?』



マジであともう少しでフィニッシュってところで俺は上下運動を止めた。

痛かっただろうか。




嫌…だっただろうか。







「キスしてたいです……///」

『……………』

「キス……しながら…//」



なんだそのおねだり。
上目遣いでキスしてほしいだと?




上等じゃねぇーか。
チャンミンの中で一気に血流が流れるグッとまた大きくなった俺自身。





俺はチャンミンの唇に噛み付くように、
思いっきりキスをした。



と、同時に俺もチャンミンも一緒にイった。




 






あー








チャンミンの中に出してしまった。






しっかり捕まってろと言ったのは俺だけど、
最後まで両脚で俺を固定していたから、
俺は咄嗟に抜くことができなかった。




って、言い訳…………だな。






*********
本日、1部に参戦します。
私にとってはこのヒギイベツアーのオーラスです(・ัω・ั)
声は出せないけれど、
心のなかで叫んでいます。
心の中で二人を愛でます。

待っててね、ユノチャンミン♡


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