今日は「NYダウは終値ベースで4万ドル到達!NVIDIAの決算に注目!」というお題で書きたいと思います。
昨日は、メールマガジンの定期配信日でした。
今回は、「先週末に買ったお勧め銘柄」というお題で、ブレイクアウト手法で買った3銘柄を紹介しています。
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さて、先週末の米株式市場主要3指数は、高安まちまちでした。
NYダウが134.21ドル高(+0.34%)の40003.60ドル、NASDAQが12.35ポイント安(-0.07%)の16685.97、S&P500が6.17ポイント高(+0.12%)の5303.26でした。
先週発表された米CPIと米PPIが市場予想を下振れたことで、今年中の金利引き下げ期待が再度高まり、米長期金利が下落したことから、米株式市場は上昇基調を取り戻してきたと思います。
ただ、先日発表されたISM製造業景況感指数とISM非製造業景況感指数が好不況の境目である50割れだったこと、4月分の米雇用統計の結果も市場予想を大幅に下回ったことから、米国は景気後退懸念が再燃してくる可能性もあるので、手放しで喜んでいられる状況ではないと思います。
ところで、米長期金利は、テクニカルで見ると下降トレンド入り寸前のようです。
以下の米国債10年物利回りの日足チャートを見ると、エリオット波動の概念図の赤字の①から③の下降波が進んでいるように見えます。
米国債10年物利回りの日足チャート
TradingView提供のチャート
米長期金利が下落基調であることから、米国株はハイテク・グロース株が復活してくるものと思います。
問題は、今週発表予定のNVIDIAの決算ですね。これが、市場予想を上振れた場合は、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇し、日本の半導体関連銘柄も含めて上昇してくると思います。
最後に、日本株の状況について書きたいと思います。
最近の傾向としては、短期的にはグロース株優位の展開となっています。
以下のチャートは、TOPIXバリュー株指数をTOPIXグロース株指数で割ったバリュー株・グロース株レシオの日足チャートです。
バリュー株・グロース株レシオの日足チャート
TradingView提供のチャート
今は、エリオット波動第2波が発生中で下方向に向かっていることから、グロース株優位の状況であることが確認できると思います。
今後の展開ですが、日本の長期金利が上昇傾向にあることから、グロース株優位の展開が終わり、最終的には、以下のように、バリュー株優位の展開に変わると思います。
バリュー株・グロース株レシオの日足チャート
TradingView提供のチャート
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