今日は「今は、決算を見て良さそうな銘柄を一本釣りしています」というお題で書きたいと思います。
昨日は、メールマガジン臨時増刊号【反発狙いで買った銘柄】2024年5月8日を配信しました。
この銘柄は、既に決算発表が終わっているので、決算跨ぎは避けられますよ。
もし、メールマガジンに、ご興味ありましたら、ご購読いただきますようお願い申し上げます。
さて、昨日の日経平均は632円安と大幅に反落し、終値は3万8202円になりました。また、TOPIXも39.79ポイント安と反落し、2706.43ポイントとなりました。
昨日の東証プライム市場の騰落銘柄数は、値上がりが466銘柄、値下がりが1130銘柄、変わらずが55銘柄でした。
昨日は、日経平均が632円安の-1.63%、TOPIXが39.79ポイント安の-1.45%と、指数が大きく下落した割に軽傷で済みました。
昨日は、大型株主導の下落だったので、個人投資家の主戦場である小型株は大きく下落しなかったようです。
実際、昨日は、TOPIX大型株指数が-1.79%、TOPIX中型株指数が-0.92%だったのに対し、TOPIX小型株指数は-0.35%と、比較的小幅な下落で済みました。
また、東証プライム市場指数が-1.45%だったのに対し、東証スタンダード市場指数は-0.51%、東証グロース株指数は-0.21%だったので、やはり、個人投資家の主戦場である小型株は大きく下落していませんでした。
ところで、昨日の場中、トヨタ自動車(7203)の決算が発表されたのですが、今期は、営業収益が前年比0.2%増に対し、営業利益が19.7%減と、保守的な見通しを発表したためか、20円安の3579円で終わりました。
トヨタ自動車(7203)の決算説明資料によれば、今期の自動車生産台数は、2024年3月期が944.3万台だったのに対し、2025年3月期は950.0万台と若干の増加を見込んでいるとのことです。なお、日本では、ダイハツ工業の不正問題でグループ全体の自動車生産台数は若干減少する見込みとのことです。
そして、注目されていたトヨタ自動車(7203)の想定為替レートは、他のトヨタ系部品メーカーと同様に1ドル145円でした。おそらく、為替レートは今後、変更されると思いますので、上方修正の余地はありそうですね。
とりあえず、トヨタ自動車(7203)の週足チャートを見ると、③のエリオット波動第3波が、①のエリオット波動第1波の1.618倍まで伸びており、そこから下落していることから、④のエリオット波動第4波が発生しているものと思います。
トヨタ自動車の週足チャート
TradingView提供のチャート
おそらく、トヨタ自動車(7203)は、しばらくの間は、下落するものと思います。
ちなみに、エリオット波動第3は、エリオット波動第1波の1.618倍まで伸びるとされています。
上のトヨタ自動車のチャートは、エリオット波動の教科書に載せてもよさそうなほど、ピッタリハマっているので、メールマガジンを読んでいる方は、参考にしてくださいね。
最後に今後の見通しですが、おそらく大型株は軟調な展開になる可能性が高いと思います。
また、今後のトヨタ自動車(7203)の動きですが、保守的な見通しが嫌気され売られる傾向が強いので、しばらくの間は下落する可能性が高いと思います。
そして、トヨタ自動車(7203)はTOPIX寄与度が大きいこと、また、TOPIX寄与度が大きいソニーグループ(6758)も、パラマウントを買収するとの報道で売られていますので、TOPIXは軟調な展開が続くものと思います。
今後は、大型株が相場全体の足を引っ張りそうな可能性が高いので、相場の流れに押されないよう、今は、決算を見て「良さそうな銘柄を一本釣りするしかない!」ということで、暇な時間があれば、銘柄探しをしています。
もちろん、チャートは、エリオット波動第3波が発生している、値幅が大きく伸びる可能性が高いものを見つけています。エリオット波動第3波が発生したところを捉えれば、トヨタ自動車(7203)のように、エリオット波動第1波の1.618倍伸びる可能性が高いですからね。
もし、メールマガジンに、ご興味がありましたら、ご購読いただきますよう、お願い申し上げます。
バナー、またはリンクをクリックしていただけると幸いです。
2024年05月配信済みメールマガジン
- 2024/05/08
- 臨時増刊号【反発狙いで買った銘柄】2024年5月8日
- 2024/05/07
- 臨時増刊号【反発狙いで買った銘柄】2024年5月7日
- 2024/05/05
- 【先週の木曜日に買ったお勧め銘柄】
- 2024/05/01
- 臨時増刊号【押し目を狙って買った銘柄】2024年5月1日