今日は「FOMC通過後、知ったら終いで上昇か?」というお題で書きたいと思います。
昨日は、メールマガジン臨時増刊号【押し目を狙って買った銘柄】 2024年5月1日を配信しました。
以下のチャートは、今回のメールマガジンで紹介している銘柄の日足チャートなのですが、上値目途を、Cから、ABの値幅に対するフィボナッチの161.8%戻しに当たる4756円と考えています。
TradingView提供のチャート
もし、メールマガジンに、ご興味がありましたら、ご購読いただきますよう、お願い申し上げます。
さて、昨日の日経平均は131円安と3日ぶりに反落し、終値は3万8274円になりました。また、TOPIXも13.77ポイント安と3日ぶり反落し、2729.40ポイントとなりました。
昨日の東証プライム市場の騰落銘柄数は、値上がりが439銘柄、値下がりが1160銘柄、変わらずが52銘柄でした。
さて、昨日は、米株式市場主要3指数全てが下落したことを受けて、日経平均は下落して始まったのですが、徐々に下げ幅を縮小し、後場開始間もなくプラ転しました。しかし、大引けにかけて下げ幅が拡大し131円安で終わりました。
昨日は、FOMCが通過しないと、買い向かうわけにもいかないので、結局は様子見姿勢が続きました。
まぁ、何はともあれ、今日の朝のFOMC結果次第ですよ。
今回のFOMCでは、最近の経済指標が、物価上昇率が高止まりした状態であること示す内容であったことから、パウエル議長が利下げに対し慎重な姿勢を見せる可能性が指摘されています。
ところで、S&P500を対象とするボラティリティ・インデックス(VIX指数)を見ると、FOMCが控えているのもかかわらず、落ち着いた状況になっています。
以下のチャートは、VIX指数の日足チャートなのですが、昨日は15.83と、比較的低い値となっていました。
VIX指数の日足チャート
TradingView提供のチャート
ちなみに、VIX指数が20を超えると市場が不安定な状況を示している、とされています。
FOMCを前に、VIX指数が比較的低く、市場が比較的落ち着いているのは、今回のFOMCで、FRBが利下げに対し慎重な姿勢を見せる可能性が高いことを織り込んでいるかも知れません。
よって、今日、FOMCがタカ派寄りの結果になっても、下げても、さほど、大きな下落にはならないのではないかと思います。
最後に、今日は、なるようにしかならないのですが、日経平均が、以下のように下落しないことを願うばかりです。
日経平均の日足チャート
TradingView提供のチャート
昨日の記事で、予想というのは外れるように出来ているので、予想通りにならない可能性もある、と書いたのですが、予想通りにならない可能性もあるのですよ。もし、予想を裏切る結果になればリスクオンで上昇するかも?
ただ、FOMCが、どんな結果でも、相場が上昇するような気がするのですよね。
先ほども書いたように、VIX指数を見ると、FRBが利下げに対し慎重な姿勢を見せる可能性が高いことを織り込み済みのように見えるので、知ったら終いで上昇するかも?
もし、メールマガジンに、ご興味がありましたら、ご購読いただきますよう、お願い申し上げます。
バナー、またはリンクをクリックしていただけると幸いです。