今日は「日経平均、土俵際で残る！ここを粘れば上昇トレンド継続か？」というお題で書きたいと思います。
昨日は、メールマガジン臨時増刊号【ブレイクアウト手法で買った銘柄】 2024年4月15日を配信しました。
臨時増刊号【ブレイクアウト手法で買った銘柄】2024年4月15日
以下のチャートは、今回のメールマガジンで紹介している銘柄の日足チャートなのですが、上値目途を、CからABの値幅に対するフィボナッチの161.8％戻しに当たる4150円で考えています。
メールマガジン臨時増刊号【ブレイクアウト手法で買った銘柄】 2024年4月15日で紹介している銘柄の日足チャート
TradingView提供のチャート
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さて、昨日の日経平均は290円安と反落し、終値は3万9232円になりました。また、TOPIXは6.44ポイント安と反落し、2753.20ポイントとなりました。
昨日の東証プライム市場の騰落銘柄数は、値上がりが690銘柄、値下がりが910銘柄、変わらずが52銘柄でした。
イランがイスラエルに報復攻撃を行ったことで、地政学リスクが高まり、日経平均は一時700円以上下げる場面があったのですが、徐々に値を戻し高値引けになりました。
今回、イランの報復攻撃で市場が混乱したのですが、市場は、イランとイスラエルが報復合戦を繰り返し、エスカレーションするリスクは低いと見ているようです。
結局、イランは、米国が、イスラエルとの紛争にしゃしゃり出てくることを嫌っているので、イスラエルとの全面対決とは避けたいようです。また、イスラエルも、ガザ地区の攻撃を継続する支障になること等から、やはり、イランとの全面対決は避けたいようです。
実は、今回の攻撃を行う前に、イランは、近隣諸国とアメリカに72時間以内に攻撃を行う旨、伝えていたそうです。それで、攻撃を行ったのですから、イスラエルが99％の攻撃を回避できたのは当たり前だということです。
戦争で相手にダメージを与えるなら、何の通告もなく攻撃を行うものですがそうでなく、さらに、着弾した箇所は、テルアビブやエルサレム等の大都市でなく、イスラエル南側の空港だけで、被害も少なかったそうです。巷では、今回の攻撃は、出来レースとかプロレスだとか言われてますね。
このような状況から、昨日の市場は、イスラエルとイランの紛争のエスカレーションリスクは低いと見切ったのか、徐々に値を戻して終わったようです。
ところで、昨日の記事で、先週末の日経平均先物が、以下のチャートに示すように平行チャネルの下限で、かろうじて止まったことについて書きました。
日経平均先物の日足チャート（先週末のチャート）
TradingView提供のチャート
日経平均先物が3万8060円を割ってくると、直近安値が切り下がるので下降トレンド入りの危機なのですが、昨日の日経平均先物は、平行チャネルの下限が意識されて、何とか踏みとどまったことが確認できると思います。
日経平均先物の日足チャート（昨日のチャート）
TradingView提供のチャート
そして、現物の日経平均も、先物と同様に平行チャネルの下限でギリギリ耐えているような状況であることが確認できると思います。
日経平均の日足チャート
TradingView提供のチャート
現物の日経平均は、平行チャネルの下限を少し割ったものの、終値で平行チャネルの下限を上回っているので、ギリギリ耐えている状況であることが確認できると思います。
ここを粘れば、平行チャネル内でジグザグしながら、上昇トレンドが継続するものと思います。
話は変わりますが、決算発表がたけなわなのですが、決算発表日はチェックしておいた方がいいですよ。
私は、決算発表日は必ずチェックしているのですが、先週末、決算発表日が4/12であることを見落としてビックカメラ(3048)を買ってしまったのです。
以下のチャートは、ビックカメラ(3048)の日足チャートなのですが、メールマガジンを読んでいる人はわかると思いますが、前回高値の1405円を4/12にブレイクしているので、ブレイクアウト手法で買える「鉄板パターン」なのですよ。こうなったら、買うしかない！
ビックカメラの日足チャート
TradingView提供のチャート
そしたら、4/12に発表された決算を好感して、昨日は206円高と大幅に上昇しました。
はっきり言って、決算発表日だとわかって、買うのはギャンブルトレードと言われても仕方ないのですが、私は、決算発表日を確認していなかったので、ギャンブルトレードではないよ。
こういうのは、結果オーライというのですが、逆に行くことが良くあるので、決算発表日は確認しておきましょうね。
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