今日は「今晩発表される米CPIの結果は織り込み済みか? 」というお題で書きたいと思います。
昨日は2件の臨時増刊号のメールマガジンを配信しました。
臨時増刊号【ブレイクアウト手法で買った銘柄】2024年4月9日
また、以下のチャートは、臨時増刊号【ブレイクアウト手法で買った銘柄】 2024年4月9日の週足チャートなのですが、上値目途は、CからABの値幅に対するフィボナッチの161.8%戻しに当たる2719.5円を考えています。
臨時増刊号【ブレイクアウト手法で買った銘柄】 2024年4月9日の週足チャート
TradingView提供のチャート
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さて、昨日の日経平均は426円高と大幅に続伸し、終値は3万9773円になりました。また、TOPIXは26.37ポイント高と大幅に反発し、2754.69ポイントとなりました。
昨日の東証プライム市場の騰落銘柄数は、値上がりが1155銘柄、値下がりが441銘柄、変わらずが56銘柄でした。
一昨日、昨日市場を見ると、今晩発表される米CPIの結果が、市場予想を上回ることを織り込んでいるのか、買いの勢いが回復してきましたね。
また、先日から発表されている米国の経済指標を見ると強い数字ばかりが並んでいるので、おそらく、今晩発表される米CPIも市場予想を上回ると思います。
そして、昨日の記事で、日経平均VIの振れ幅が大きくなっていると書いたのですが、一昨日、昨日の日経平均上昇で日経平均VIが下落してきたので、米CPIの結果が市場予想を上回ることは、織り込んでいるものと思います。
ところで、昨日は、安川電機(6506)が450円高(+7.35%)となりました。一昨日は、先週末発表された今期見通しが楽観的として、395円の幅で乱高下したのですが、大混乱の末、終わってみたら50円安(-0.81%)と小幅安でした。
しかし、安川電機(6506)の中国市場の見通しは、どう考えてもおかしい。
他の企業の決算短信を読んでいても、中国景気の浮上は難しいと思いますよ。どう考えても、中国景気の減速は、今後も続きそうな感じですからね。
もう、中国市場は諦めて、他の市場で稼ぐしかないですよ!
ということで、中国の売上比率が高い企業は、一旦は、棚に上げておいた方がいいと思います。
最後に、ウォーレン・バフェット氏が率いるバークシャー・ハサウェイが円建て社債発行を準備しているとの報道が伝わり、4大商社株が買われました。商社株を持っている人、良かったですね。
ウォーレン・バフェットさんが、日本株に注目してくれることで、他の海外勢も日本株に参入してくる可能性が高くなるので、本当にありがたいことです。
今晩発表される米CPIは、おそらく、強い数字が発表されるでしょうから、米国の利下げ期待は後退すると思います。
ただ、米CPIの結果は織り込み済みだと思うのですが、米国の長期金利が下落しているのは解せないです。
ちなみに、昨日の米国債10年物利回りは、ー0.032%の4.39%でした。
今晩発表される米CPIの結果で、米長期金利が跳ね上がる可能性もあるので、決めつけはダメですね。
もし、今晩発表される米CPIの結果が、米国の利下げ期待が完全に消え去るぐらい相当強い数字が出たら、ドル円が152円を突破するかもしれませんね。
そしたら、ドル円上昇→日経平均先物上昇→現物の日経平均上昇ですよ。
しかし、今週の金曜日はマイナーSQなので、今週は日経平均が上下に振れる可能性が高いですから、暴落に注意しましょうね。それに、今日は「SQ週の魔の水曜日」です。
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