今日は「バリュー株、伸びしろ大きい。バリュー株回帰が進んでいる！」というお題で書きたいと思います。
昨日はメールマガジンの定期配信日です。
今回は、「先週末に買ったお勧め銘柄」というお題で、ブレイクアウト手法で買った４銘柄を紹介しています。
実は、先週末、日本株がドツボだったので、買いたい銘柄を探すのに苦労したのですよ。
しらみつぶしで見つけて、さらに、今までの手法に少しだけ違う方法を取り入れて買いました。まぁ、少しだけ違う方法と言っても、ブログでは何度も書いている方法なのですけどね。
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さて、今はバリュー株へ資金が流入しているようです。
以下のチャートは、TOPIXバリュー株指数をTOPIXグロース株指数で割った、バリュー株・グロース株レシオの週足チャートです。
バリュー株・グロース株レシオの週足チャート
TradingView提供のチャート
上のチャートを見ると、昨年の9月から年初まではグロース株への資金流入が大きく、グロース株優位の展開が続いていたのですが、ここ数ヶ月間はバリュー株への資金流入が大きくなっていることが確認できると思います。
なお、大きなトレンドは、右肩上がりの平行チャネルに沿って上昇していることから、しばらくの間は、上下を繰り返しながらバリュー株優位の展開が続くものと思います。
何故、ここ数ヶ月間、バリュー株への資金流入が大きくなっているのかというと、世界的なインフレ再燃リスクを背景に、長期金利が上昇傾向にあることがあると思います。
原油価格が地政学リスクを背景として上昇傾向にあるので、インフレ再燃懸念から、米国における利下げは難しくなってきたように思います。よって、米株式市場では長期金利の上昇を背景としてグロース株が売られる展開になりやすいと思います。
また、TOPIXグロース株指数の週足チャートを見ると、伸びしろが少ないことも、バリュー株優位の展開が続いているの理由だと思います。
以下のチャートは、TOPIXグロース株指数の週足チャートなのですが、③のエリオット波動第3波が、起点Cから①のエリオット波動第1波の値幅(AB)の約127.2％戻しまで上昇していることが確認できると思います。
TOPIXグロース株指数の週足チャート
TradingView提供のチャート
上値目途と見ている、起点Cから①のエリオット波動第1波の値幅(AB)の約161.8％まで、あと少しとなっており、ここからグロース株を買った場合、伸びしろは少ないものと思います。
そして、以下のチャートは、TOPIXバリュー株指数の週足チャートなのですが、③のエリオット波動第3波が、起点Cから①のエリオット波動第1波の値幅(AB)の約78.6％まで上昇していることが確認できると思います。
TOPIXバリュー株指数の週足チャート
TradingView提供のチャート
現在は、上値目途と見ている、起点Cから①のエリオット波動第1波の値幅(AB)の約161.8％までは、だいぶ距離がある状況なので、ここからバリュー株を買った場合、グロース株に比べると、まだまだ伸びしろに余裕があるものと思います。
よって、現時点では、大きなトレンドはバリュー株優位、小さな流れもバリュー株優位で、さらに、バリュー株の伸びしろが大きい状況だということが言えると思います。
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