今日は「順張りで上昇トレンド銘柄の押し目を狙いましょう」というお題で書きたいと思います。
昨日の日経平均は75円安と続落し、終値は3万3464円になりました。また、TOPIXは4.37ポイント高の2366.39ポイントでした。
昨日の東証プライムの騰落数は、値上がりが1050銘柄、値下がりが544銘柄、変わらずが64銘柄でした。
一昨日、昨日と、日経平均は下落したのですが、いずれの日も値上がり銘柄が1000を超えているので、まぁ、良い相場だったと思います。
そして、先日から書いていることですが、米国株式市場は堅調。長期金利も下落基調なので、下方向には行かないとは思います。
そしたら、上がるしかないじゃん！
そしたら、今の相場は、上昇トレンド銘柄の押し目を狙って買って握っていればいいんじゃないですかね。
話は変わりますが、昨日も書いたことですが、今の上昇相場で、わざわざ下降トレンドの銘柄や、心停止した人の心電図のように、株価が、ずーっと停滞している銘柄を買う必要はないと思いますよ。含み損で苦しむ時間が長くなるだけですからね。
ほとんどの人は、含み損の苦しみから逃れようと、損切りしちゃうんですよ。逆張りで含み損に耐えるのは辛いからね！
だから、悪いことは言わないから、順張りで上昇トレンド銘柄の押し目を狙って買った方がいいと思います。
とにかく、上昇相場なら、上昇トレンド銘柄の押し目を狙って買って、黙って見ていれば儲かりますからね。
ただ、逆張りが大活躍する場面というのがあるのですよ！
それは、どんな銘柄を買っても簡単に儲からない、リーマンショック時のような大暴落相場の時や、その後の停滞相場のような時です。
大暴落相場や停滞相場の時は、来る上昇相場に向けて含み損に耐え、ひたすらナンピンしていれば、上昇相場で大儲けですよ！私がそうだったからね。
ただ、今の上昇相場で、逆張りで、下降トレンド銘柄や、心停止した人の心電図のように、ずーっと停滞している銘柄を買うのは、時間がもったいないと思います。
それに、全然、上昇しない可能性もありますからね。
もしかしたら、上場廃止になっている可能性もありますよ。
もちろん、上昇相場でも、下降トレンド銘柄や、心停止した人の心電図のように、株価が、ずーっと停滞している銘柄が、突然、爆上げすることがありますよ。
以前の記事でも書いたことがあるのですが、ソディック(6143)が鳴かず飛ばずで、株価が死んだ人の心電図のような動きだったので、儲けるのに、2013/5/24から買い始め、2014/9/5に利確するまで1年4ヶ月ほどかかってしまいました。
平均取得価格488円で4600株もナンピンしてしまったのですよ。
しかし、金属3Dプリンターの開発が材料になって、突然急上昇し、488円で買ったものを1644円で4600株売ったので、約531万円儲けました。
しかし、死んだ人の心電図のような値動きの銘柄を買っていたら、普通の人は、「上がれ！上がれ！」と、お祈りし続けてナンピンする「お祈り投資」をせざるを得ません。
だからと言って、「お祈り投資」をすることを否定しません。私がそうだったからね。
ただ、「お祈り投資」をするなら、徹底しなきゃダメなのですよ。
ナンピンにつぐナンピンで、毎日、大きな含み損に耐える日々を過ごすのは、今振り返っても耐えがたい！
ただ、良く考えて見ると、「お祈り投資」ができるのは、兼業投資家の特権なのですよ。上がるまで待てますから。その間は、お給料で生活できますし、株式口座に入金できますからね。
しかし、専業投資家が「お祈り投資」をやっていたら、おまんまの食い上げです。だから、「お祈り投資」は、兼業投資家の特権なのですよ。
つまり、兼業投資家には「時間」という武器があるのですよ。
今までの話を聞いて、「自分も含み損に、耐えに耐えて大儲けするぞ！」と考えてくれたらいいのですけどね。
しかし、本気で取り組まないと結果が出ないと思います。
本気で取り組む人というのは、自分の頭で考えて、結果が出るように試行錯誤するものです。逆に言えば、結果が出るように試行錯誤する努力ができなきゃ、「お祈り投資」で儲かったなんて話は、ただの気休めに過ぎないのですよ。
株は我慢なのです。我慢できなきゃ、儲かりません。でも、どう我慢するか、考える必要がありますよ。
結局、色々な投資方法をやってみて言えることは、何でも自分の頭で考えて試行錯誤を繰り返し、優位性のある方法を見つけたら、それを徹底しなきゃ結果がでないということです。
ファンダメンタル分析で儲けるなら、ファンダメンタル分析の知識を身につけて、徹底的に企業分析した上で、優位性を追及しなきゃダメだし、テクニカル分析を駆使するなら、毎日、チャートに線を引き続けて、「あーでもない。こーでもない。」と、優位性がある手法を追及しなきゃダメだしね。
また、優位性のある手法=期待値の高い方法、を見つけたら、なるべくトレード回数を増やして、理論的な確率に近づけるようにすべきだと思います。回数が少ないと、理論的な確率から、大きくブレますからね。
最後に、初心者が株式投資を始めるに当たっては、危ない銘柄は避け、絶対倒産しないような鉄板銘柄をコツコツ買う戦略を徹底するしかないと思います。
さらに言えば、絶対倒産しないような鉄板銘柄を買って握っているだけの「バイ・アンド・ホールド戦略」を徹底する方法も「アリ」だと思います。死んだ人の口座が一番儲かっていたという、フィデリティの調査もあるからね。
今言えることは、逆張りが大好きな人以外は、時間を無駄にしたくなければ、下降トレンド銘柄や、心停止した人の心電図のように、ずーっと停滞している銘柄は避けるべきだと思います。
下降トレンド銘柄は、以前の記事で散々紹介しているので、今回は、心停止した人の心電図のように、株価が、ずーっと停滞している銘柄の例を挙げたいと思います。それは、アンジェス(4563)です。
こういう銘柄を、今の上昇相場で買うのは時間の無駄になりやすいので、避けることをお勧めします。
アンジェスの週足チャート
TradingView提供のチャート
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