今日は「業績悪化で急落した場合のナンピンテクニック」というお題で書きたいと思います。
昨日の日経平均は続落し、453円安の27523円でした。
東証1部の騰落数は、値上がりが196銘柄、値下がりが1944銘柄、変わらずが48銘柄と、全面安でした。
日経平均の日足チャート
TradingView提供のチャート
昨日は、アフガン情勢が重しになったと言ってますが、本当か?という感じですよ。
昨日の記事でも書いたように、結局、コロナ対策の無策を始めとする政治不安があるから、上値を買う勢いがないのですよ。
とりあえず、27500円は保っているのですが、27300円を割ると、26900円まで下落するかもしれませんね。
さて、昨日は、持ち株が、好決算を好感してストップ高や、大幅に上昇したと思いきや、業績悪化でストップ安や大幅下落したり、喜怒哀楽が激しい一日でした。
私は、業績悪化でストップ安や大幅に下落した銘柄は、以下の方法でナンピンで粘って我慢しようと思っています。
そこで、業績悪化でストップ安や大幅に下落した銘柄を買う際のテクニックについて書きたいと思います。徹底的にナンピンで粘る人は参考にしてみてください。
それから、損切りしてもトータルで勝てる実力のある人は、このテクニックは必要ないので、読み飛ばしてくださいね。
まず、業績悪化が原因の急落銘柄は、急いでナンピンすると、だいたいスカピンになりがちです。タイミングを見極めてナンピンすることがコツです。
以下のようにナンピンすることをお勧めします。
方法1
まず、下値抵抗ラインがハッキリしてくるまで、ナンピンは待つことです。
皆さんは、チャートを見る際、どこら辺が下値抵抗ラインとして見えるか?を考えていると思いますが、業績悪化で急落したなら、
できるだけ、下値抵抗ラインがハッキリしてくるまで、ナンピンは待つべきですよ。
なぜ、「下値抵抗ラインが見えるまで待つか」というと、売り方がどの辺まで売り込むと怖がるか?確認するためです。
そして、ナンピンする場合は、この下値抵抗ライン付近に株価が下落したタイミングでナンピンします。
なぜなら、この値段を下回ってまで売るのは、売り方も怖くて売れないから、この抵抗ラインを割ることはない、と考えるしかないからです。
ナンピンは、買うのもゆっくり買うべきなのですが、買うまでのタイミングも待つことが重要なのです。
ポイント1
業績悪化で急落した銘柄は、下値抵抗ラインがハッキリするまで待ち、下値抵抗ラインで、コツコツとナンピンする。
方法2
そして、もう一つの方法は、20日 or 25日移動平均線が水平になってきたところで、「陰線を2回つけたところで買う」という方法です。
要するに、20日 or 25日移動平均線が水平になってきたということは、株価が固まってきたことを示すサインなので、まずは、このタインミングが発生していることを確認します。
次に、20日 or 25日移動平均線が水平になってきたら、陰線を2回つけたタイミングで買いを入れます。
陰線を2回つけたタイミングは、下押しポイントだからです。
ポイント
20日 or 25日移動平均線が水平になってきたところから、陰線を2回つけたところで買う
買い方の例
上記のチャートを例にすると、方法1で買うなら、下値抵抗ラインが見えてくる急落してから4か月後から、赤い〇印がついているところで、コツコツ買う。方法2なら、20日移動平均線が水平になってくる5か月後から、陰線が2回現れたら買う、ということです。
方法1の例で、急落してから2か月後でも、早見えの人は、下値抵抗ラインが見えてくると思うので、ここから買ってもいいと思います。なお、方法1で、慎重に行きたい人は4か月後からでいいのではないかと思います。
以上の方法は、他の保有銘柄が浮上して、それが利益になるのを待ち、その利益をナンピンに使うという戦略ですね。
結局、業績悪化で急落した場合、評価が定まるまで、ナンピンは待ちなさいということです。
要は、落ちるナイフを掴まないように、焦らないことですよ。
そのためには、買えるタイミングが来るまで待つ、ということです。
私は、ナンピンで資産を築いてきたので、ナンピンについては、お手のものです。
株なんて、何が起こるかわからないのだから、諦めずコツコツやりましょう。
もし、メールマガジンに、ご興味がありましたら、ご購読いただきますよう、お願い申し上げます。
バナー、またはリンクをクリックしていただけると幸いです。
にほんブログ村
価格
1056円/月 継続購読で1ヶ月目無料
発行
毎週日曜日 不定期で銘柄情報を発行(第5週を除く)
なお、2021/2/28日以前に配信したメールマガジンは無料で公開中です