今日は「天才投資家の言葉は謎だ!」と言うお題で書きたいと思います。

昨日の記事「私の目標は鶴の恩返し投資法を実践することです」を読み返すと、人間はお金に関して「愚かな」人が多いように思うんですよ。相場が大きく上昇したり、下落したりする度、右往左往して一喜一憂してしまいますからね。私もそうですけど。ニヤリ

最近知ったことですが、アメリカで、2年以内に破産した経験を持つ人達にお金に関する知識や判断力について調査したところ調査対象者の平均は下位37%に属していましたが、調査対象者のうち23%が「最高レベルの知識を持っている」と自己評価したそうです。

ところが、破産経験が無い人達に同じ調査をしたところ、調査対象者の13%が「最高レベルの知識を持っている」と評価し、破産経験者の方が自己評価が高いことが明らかになったそうです。

この結果から、破産経験者は、自分の無知をわかっていない、また、自分の知識や判断力は素晴らしいと誤信していることに他ならない、ということが明らかになったそうです。

以前の記事でも、成績が振るわないグループの人達の方が、自己評価が高いことを書いたことがありますけど、愚かな人ほど自己評価が高いのです。少なくとも、お金については愚かな人間にはなりたくないです。ニヤリ

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実は、soyさんの記事「投資家はわからないと言ってはダメ?」を読んで、以前にも増して、株式投資は謎だ、と思うようになりました。

soyさんの記事によると、ある株式投資のお師匠さんが「投資家はわからないと言ってはダメ」と言っていたそうです。最初は、ただの妄想癖のある人が言ったのかと思っていたのですが、だんだんと、これを言った人が誰か想像できました。ニヤリ

これを聞いて「私なんて何にもわからないから、ビクビクして投資しているのに」と凄く羨ましいと率直に思いました。

相場の世界は、未知の状況が常に発生していて、そもそも1秒後だって、どんなことが起こるかわからないですからね。今この瞬間だって、大地震が起こって壊滅的な状況が発生し、株価が大暴落する可能性だってありますからね。

多分、このお師匠さんて、あの天才投資家さんですよね。しかし、天才とはいえ、どうやったら相場が手に取るようにわかるようになるのでしょう?謎だ。ニヤリ

モーツァルトの音楽が、神様がモーツァルトの頭の中で音楽を鳴らして与えたものと言われていますが、これに近い事なのでしょうか?謎だ。ニヤリ

市場には、ブラックスワンと呼ばれる事前に予想が不可能な、起きた時に大打撃を与える事象が発生することがあるのですけど、もしかしたら、ブラックスワンという相場が一気に崩壊する瞬間も予測できるのでしょうか?凡人には絶対無理です。謎だ。ニヤリ

私なんて、リーマンショックでメタメタでしたけど、凡人の唯一の武器である「我慢」で乗り切りましたからね。その後も、色々な何とかショックってありましたけど、相場の荒らしが過ぎ去るのを待つという我慢戦法で乗り切りましたが。ニヤリ

とはいえ、天才は、ロジックで理解できないですからね。だから、その言葉が凡人には全く理解できない場合や、誤解を招く場合もあるんですよ。ちょっとだけ、頭を使って、この言葉の意味を考えてみました。

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ところで、株式投資とかFXとかの講師には、株式投資やFXで破産してしまい、その後、株式投資とかFXとかの講師やツールの販売とかをやって糊口を凌いでいる人がいるそうです。

アメリカの調査で明らかになったように、破産経験者は、自分の無知をわかっていない、または、自分の知識や判断力は素晴らしいと誤信しているんですよ。破産経験者が多い?株式投資やFXの先生に教えてもらって大丈夫なの?と思ってしまいます。ただの自信家だったらシャレにならないよ。ニヤリ

東京証券取引所とかは無料セミナーを開催しているようです。まず、株式投資について知りたい場合は、こういった信頼のおける事業者のセミナーに参加された方がいいと思います。

そもそも、個人講師でセミナーを開催するにしても儲かっている人なら、お金を取って人に教えることはしないでしょうけどね。

騙されて株式投資やFX、バイナリーオプションの情報商材を売りつけられている人がいるようですが、少なくともAmebaブログの総合ランキング上位の情報商材屋さんには、くれぐれも、騙されないようにしましょうね。

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今後、リーマンショック級の大打撃を与えるようなことが起きるか?また、その発生時期はいつか?をわかっていなければ、株式投資はできないのでしょうか?少なくとも私には、全然わかりません。

しかし、リーマンショック後も、ここに生き残っているのがいますから、わからなくても株式投資はできるのでしょうけど。

この天才投資家さんの言っていることの意味は、おそらく「株式投資には大局観が大事で、例え未踏の領域であっても自分の大局観を信じて戦わなければならない」という意味で言っているのかもしれませんね。

昔、大山康晴十五世永世名人にまつわる話を聞いて驚いたことがあります。


ある対局の中盤。大山十五世永世名人が、持駒の「金」を自陣に打ったそうです。対局を観戦していたプロ棋士は、相手の攻めもなさそうなので、持駒の「金」は温存するだろうと思っていたので、「金」打ちの意味が全く理解できなかったそうです。対局後に大山十五世永世名人に、自陣に打った「金」の意味を尋ねたそうです。そしたら「ここに金を打つことで自陣の駒の配置が安定する。だから打った。」と答えたそうです。


将棋って、ロジックで手を考えるんじゃないの?天才は考えなくても感覚で手が見えるのか?とか、色々考えてしまいました。ど素人には全然理解できませんでした。


羽生九段も、読んでいる最中の局面の駒の配置から終盤の最終形が思い浮かぶそうです。つまり、読んでいる手が優勢になりそうか、否か、読んでいる局面の駒の配置でわかる、と言っていたことを思い出しました。


プロ棋士は大局観を大事にしていて、ど素人の考えの及ばないところで戦っているんだなぁ、と改めて思います。


多分、「投資家はわからないと言ってはダメ」という言葉の意味は、このプロ棋士のような大局観を持って、未踏の領域でも確信を持って勝負することの重要性を言っているのかと思うのです。早指しはともかく、時間のある対局でプロ棋士が自分の指手に確信を持てなかったら終わりでしょ。迷いは、株式投資でも損を招く原因ですからね。


先程の天才投資家さんの言葉は、プロの心構えであって、文字通りに、素人でも「投資家はわからないと言ってはダメ」とは要求はしていないでしょう。もし、素人にも要求するなら、素人を買いかぶり過ぎだと思うのです。

そもそも、素人には何がいつ起こるのか、想像すらできないのですから「何が起こってもいいように準備を怠らないこと」とお弟子さんに釘を刺していると思うのです。しかし、こう考えても、天才投資家さんの言葉は、本当にどういう意味なのか、わかりません。謎だ。ニヤリ

私も含めて普通の人はコツコツと地道に脱落しないように投資しましょうね。そうすれば、いつかは道が見えてくると信じたいです。

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