ところで、株式投資の勉強会とかが開催されていますが、本当に儲かっている人に教わらないと「気づき」なんて得られないと思います。当たり前ですけど。
できれば、何で儲けられないのか、儲けられない人の原因を理解できている人がいいですね。天才はだめでしょう。長嶋さんが「何で打てないのか?」理解できないのと同じです。天才に教わって上手になった人なんて聞いたことがないです。
自分も儲けらることが出来なくて苦しんでコツを会得した人は、儲けられない理由が分かるから、教えるポイントも分かるんですよ。そう言う人が株式投資の勉強会にいるといいですよね。
それから自分がどんな投資家になりたいのか目指す方向性は考えていますか?
兼業投資家として投資をするなら、サラリーマンとかを兼業している自分の置かれている環境と同じ人に教わるのがいいですね。専業投資家になりたいなら、トレード技術云々より投資家としての心構えや覚悟を教えてくれる人がいいと思いますよ。
株銀さんは、兼業のアマチュア投資家を目指したい人にはうってつけだと思います。専業投資家を目指すならブラックカイトさんや尚さんに教えてもらうのがいいと思います。
ただ、儲けている人の真似をするのが一番の近道だと思いますが、そのままだと投資環境の変化についていけるかは疑問です。
結局、最初は儲けている人の真似をするにしても、真似をする中で自分の投資スタイルを確立できなければそれまでだと思います。
私は自力で投資スタイルを確立したので遠回りしてしまいました。しかし、自力で試行錯誤を繰り返して考えながら投資スタイルを確立してきたので、リーマンショックだろうがバーナンキショックだろうが投資環境の変化には対応できたと思いますよ。
リーマンショック以降は我慢我慢でナンピンしていましたし、アベノミックスのような「サルでも儲かるサル相場」だったら割安株の一点集中買で大物狙いに徹していたし、チャイナショック以降のブレグジットショックや米中貿易摩擦に関するトランプ大統領のツィートに振り回されるような環境の時は、配当+優待利回り狙いなどの低ボラティリティ戦略に変わったし、相場環境の変化に合わせて投資スタイルを変えてきましたからね。最近は低ボラティリティ戦略の方が他の戦略よりリターンが高いという報告もあるようです。
このスタイルの変化がいいのか悪いのかは投資家の考え方によると思いますが、少なくとも破産せずに来られたのだから、正解なんでしょう。
人に教えてもらうことの弱点は、結局、自分で考える癖がつかないことです。長く投資をしたいなら、人に教わったとしても自分の判断で銘柄選定や売買のタイミングが出来るように自分の考えを持つ必要があると思います。これには自分で考える癖をつけないとダメでしょう。最終的に自分の投資スタイルを確立するようにならないと長く持たないと思います。
以前から言っていることですが、結局、株式投資で儲けるには「安いところで買って高いところで売る」だけの話で、きめ細かなロジックを駆使してやっているわけではないです。勝利の方程式なんかないです。なんとなく、こんな場合に儲かるよなぁ、というのを感じるだけです。要するに「気づき」です。
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