節子「長女は嫌な事しようと思って
した訳じゃない。
でもね、悪気がなくとも、自分の行動が
人に嫌な思いをさせる事ともある。

休んでる時、楽しく遊んでいただけ
だとしても
それを見たチームメイトは
嫌な気分にならねぇか?
遊んどるやん!ってイラっとしないか?」

長女「部活より遊びたいなら休んで遊べばいーじゃん!
そんなの自分が決める事やろ?
私はマウント取ったわけじゃない!
楽しかった事を楽しかった!って
発言して何が悪い!?
嫌なら見るなよ!
ムカつくとかウザいとか
仲間作って陰でコソコソ言ってないで
言いたいことあるなら本人言えよ!
むしろ私は部活に行きたかった!」

節子「ほら、その気持ち、ちゃんとメンバーに伝えた?
やりたいけど、やれない!
行きたいけどいけない!
戻ったらがんばるね!って
ちゃんと伝えたか?
練習手伝いにいけたやろ?
ボール拾いくらい出来たやろ?
それすらしなかったし
言わなかった
伝えなきゃいけない事を
ちゃんと伝えなかった。
みんなとの
コミニュケーションが取れてなかった
それは長女の落ち度じゃないの?
言わなきゃいけないことを言わなかったのは
長女のほうじゃやない?」


長女「確かに」

節子「誰かのせいにして、何かを辞めるという事は、自分の責任から逃れる楽な道なんだよ。
でも、それじゃなんも成長しない
次もっと続けたいと思う何かを見つけた時
同じ事を繰り返さない為にも
自分の落ち度を見つけて、
改善策を考えなさい。
それが辞める条件」

長女「マザーいいこと言うやん」

節子「41歳なめんな。」

めっちゃ久しぶりに

ちゃんと話した気がする。

条件を飲むと話を聞くシステム

実に勝手なやつだ。


でもさ、いい経験だと思う。
2ヶ月休んで、パシリみたいな事を3ヶ月
グチも文句も言わず
ひたすら続けた。

よく頑張ったと
抱きしめたいくらいだ。
(殴られるやつ)

どんなに楽しい仕事でも
仲間と分かり合えないならやり甲斐なんてない。

頑張っても改善されなければ
頑張りようがない。

どうにも分かり合えない人もいる。

今回の事を糧に
自分から
そこを楽しい場所にする力と
人に対する配慮を
身につけてくれたら嬉しいな


時間をかけてでも
それを自分で見つけて
理解して
活かしてくれたら

この退部は無駄じゃない

~完~

だけど余談へ続く