4月は5冊。思ったより読んでいなかったですね。
ジョーカーゲームシリーズはちょうどアニメ化もされて、書店に文庫本が特別表紙になっていたので読みそびれていた「ラスト・ワルツ」を読みましたが、やっぱり面白いですね。
ジョーカーゲームシリーズは、第1作目は最初ハードカバーだったのですが、偶々発売当時書店で見た帯のあらすじに惹かれて買って読んだものでしたが、そのときの衝撃は忘れられませんね。
いわば衝動買いみたいなものでしたが、そのときの自分を褒めてあげたいです。
柳広司さんの作品はジョーカーゲームシリーズ以外の作品も面白いですし、何作も出ているので読んで行きたいと思います。
2016年4月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1513ページ
ナイス数:39ナイス

再読です。小鳥遊くんの設定が活かされた(?)話でしょうか。森先生のところどころで入るポエムは正直苦手なのですが、本作はそれが不気味というか不穏な感じを漂わせて良かったと思います。 稲沢さんは今後も関東方面が舞台なら出てくれるのか、期待ですね。
読了日:4月4日 著者:森博嗣

「ワルキューレ」はいつもと違う展開にアレって思いつつ、最後にこう来たかと驚かされて面白かったです。 「舞踏会の夜」は読み終わった後に、本のタイトル「ラスト・ワルツ」を見て、これか!とすごく感動しました。かっこいいですね。 この作品のためのタイトルだと思えば、ジョーカーシリーズはまだ続きますよね?
読了日:4月8日 著者:柳広司

「開かずの赤ずきん」は、完璧執事の衣更月が過去も相変わらずだったのは彼らしいと言えばそうなのですが、少し彼の執事ではない面も見れて良かったです。「幸福な王子と不動の執事」は、花頴がいよいよ大学へ通う話ですが、入校早々平和に行かないのは中々前途多難ですね。でも、最後に一人友だちになれそうな人が現れたのは花頴にとっては不幸中の幸いでしょうか。ただ、そんな花頴の友だち候補までも意気揚々と調べようとする辺り、流石衣更月ですね。
読了日:4月17日 著者:高里椎奈

虚構と現実が曖昧になっていく感じが何とも不気味な感じがして、これまでのシリーズとは違った雰囲気かと思いきや、まんまと騙されました。 結局いみなちゃんは、周をメインにした小説を書いていたってことでよいのかしら。そうなるとこの世界にいる魔術師について、ゼミ生仲間はどれだけ知っているのか、とかそんなことばかり気になってしまいました。
読了日:4月19日 著者:久住四季

前作のDの時系列でいうとすぐ後の話です。 周くんの成長が見られる良いお話ですね。未来視を上手く活用したトリックというかしかけに今回も気持ちよく騙されました。
読了日:4月24日 著者:久住四季
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