上遠野先生の事件シリーズは、待ちに待った最新作が出たのですが、すっかり世界設定や人物等を忘れてしまったので、1作目から読み直しているところです。
この事件シリーズ、類を見ないミステリで大変面白いのですが、そこまで知名度はないような気がします。読んだ人はほぼほぼハマる作品だと思いますが。
なぜか事件シリーズは文庫化されておらず、何か理由があるのでしょうが、文庫化すれば知名度も上がるはず。
なぜなら、ノベルスは本屋さんによっては販売ブースが極少若しくは無しだから。
ノベルスは2段組だから、読みにくいと嫌煙されるということもあるしね。
1月は森先生のVシリーズも読み返し始めているので、読み返しスタート月間ですね。
Vシリーズはノベルス版を持っていますが、せっかくなので文庫版を買っての読み直しです。
2016年1月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2104ページ
ナイス数:67ナイス

再読です。発売は16年前ということでほぼそれくらいぶりの再読です。 今読んでもファンタジー世界でのミステリは新鮮で色褪せない魅力に溢れています。登場人物たちも大変魅力的ですし、本作は世界中を巡るところからもこの世界の入門に相応しいものです。 本作には、後の作品群に繋がる人や歴史がそこかしこにちりばめられており、新作に向けて順番に読んでいこうと思います。
読了日:1月31日 著者:上遠野浩平

映画公開に合わせたのでしょうか、忍やキスショット中心の短編集です。あせろらボナペティは最後の一文が何とも良い感じですね。かれんオウガは登場シーンが少ない割りに相変わらずの妹バカっぶりが阿良々木くんらしくて最高です。つばさスリーピングは、羽川さんと忍野さんという異色の組み合わせが意外に楽しくて、ぜひ羽川さんの旅の続きを聞かせてもらいたいです。
読了日:1月27日 著者:西尾維新,VOFAN

ノベルス版が既読なので、正確には再読です。 とはいえすっかり内容を忘れており、まんまとひっかかりました。 Vシリーズの第1弾ですが、既に主要キャラクタの個性は遺憾なく発揮されており、彼ら彼女らのやりとりだけでも十分楽しい作品でした。 謎の方は密室の解決は結構あっさりしていたので、この作品の本質は別のところにあるのでしょう。
読了日:1月26日 著者:森博嗣

再読のはずなのですが、全く覚えていなかったので新鮮に楽しめました。 事件の謎解きの過程の強引さは少々あるものの、森先生独特の雰囲気は相変わらずでやはり面白いと思いました。 この作品からGシリーズということですが、これを機会にS&MやVシリーズも読み返してみようと思います。
読了日:1月17日 著者:森博嗣

一作目ほど他の団員の個性の活躍は見られなかったのは残念ですが、晴れて団員になった瞳島眉美ちゃんの初仕事が見られたので良いのでしょう。 軽めのお話でしたが、札槻嘘くんも今後準レギュラーになるのでしょうか。
読了日:1月11日 著者:西尾維新

未来を舞台にした話で、中々面白い世界設定だと思いました。想像していたものと違う感じの展開の話でしたが、これはこれで面白いです。 事件の背景に薄暗いものを感じるのですが、千鳥と鳶と鶫の3人のやり取りが何だかほっこりさせてくれました。事件簿1とあるので続きがあるようで、楽しみです。
読了日:1月7日 著者:高里椎奈

前作の続きからですが、間があいてしまったせいか、色々思い出しながらの読書でした。 残り6つの事件の内、3つがほぼ同時並行で進みまが、この本で終わることはなく、大変気になるところで次巻へ続いてしまいました。どこまで風呂敷を広げるのか、若干不安な気もしますが、北山さんなので期待して待っています。
読了日:1月3日 著者:北山猛邦,小松崎類
読書メーター