6月は5冊でした。
ラプラスの魔女は、私にしては珍しく、一般的なベストセラー作品です。
読者数が(私が読む作品)他の作品に比べ、多いのとナイスの多さは、流石ベストセラー&東野作品だと思いましたね。
西澤先生の「さよならは明日の約束」は、最近の西澤先生の作品の中では久しぶりにマイルドで爽やかなもので、オススメしやすいものでした。
6月は意外に結構読んでいましたね。
7月はというと、現時点で思ったよりも読んでいないので、かなり少なくなりそうです。
2015年6月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1611ページ
ナイス数:84ナイス

特殊能力をもった若者たちが活躍するお話ですが、続き物前提なだけに、主人公チームたちについては謎の部分が多いままでした。 主人公チームより、悠里と三井、伸吾の3人の関係が中々面白く、彼らの方が魅力的に感じました。 昴たちや、アゲハについては、2巻以降に期待です。
読了日:6月28日 著者:本多孝好

12人が1章ずつ、計12章の作りになっていました。 冒頭から何章かは、西尾作品になれているとはいえ、読み進めることに苦労したのですが、途中からは段々と面白くなってきました。 それにしても、こんなに個性的なキャラクタを使い捨てのように、ばっさり落としてしまうのは、さすがです。 ラストを読んで、既に続編があるようで、これもシリーズ化するのかしら。 そして、今回の大戦で退場することになってしまった、キャラクタの過去編なんかもあると面白いなと思いました。
読了日:6月24日 著者:西尾維新

ファンタジーっぽいタイトルですが、内容は現代の事件を追うものでした。 冒頭から中盤までは、様々な視点から謎が次々と現れて、どんな展開になるのか期待しつつも、それぞれを頭の中で整理していくのが大変でした。後半からは伏線が少しずつ回収されて、謎が解明されていく様は面白かったです。 ラプラスの魔女である彼女は、彼に比べるときっと心が強いのだろうと思いました。
読了日:6月21日 著者:東野圭吾

読後感は、爽やかな青春ミステリー小説でした。 若い2人のその後は続きを期待しつつも、語られないままというのも、良いと思ってしまう、絶妙なラストでした。 西澤先生お得意の、とある謎に対して登場人物たちがあれやこれやと推理を重ねて、解いていくスタイルは、やっぱり面白いです。 名作「九マイルは遠すぎる」は未読なので、ぜひ読んでみたいと思いました。
読了日:6月15日 著者:西澤保彦

九校戦なのに1冊だけなのかしら、と思ったら、案の定、あっさり終わってしまいましたね。 むしろ、国防軍や九島絡みがメインのお話だったようですね。 ですが、九校戦のサブエピソードが短編で語られるようなので、どの辺りが出てくるのか、楽しみです。 今作で印象的だったのは、深雪がお兄様を必死に説得する姿でしょうか。初めて深雪が可愛いと思えました。
読了日:6月4日 著者:佐島勤
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