今回は、主人公の姿が元に戻って、再び仲間たちと合流するところからです。
※ネタバレがありますので、ご注意ください。
場面は自動的にリシェロの町に変わりまして、そこにはロザリーがいました。
ロザリーは主人公の姿を見ると「あれ?勝手にどこに行ってたの。あれ?あたしがどこかへ行ってたんだっけ?」と何だか、記憶が飛んでいる感じです。
とにかく、ロザリーが仲間に戻りました(^^)。
さて、リシェロの町を出たところで、そこに現れたのは、元巨牛魔王ことビッグブルです。
ビッグブルは、主人公達の姿を見て「探しましたよ。いつのまにかどっかに消えちゃうんですから、何事かと思った。でも見つかって良かった。」と何とも気楽な感じで、ビッグブルも仲間に戻りました(^^)。
そこから、場面はマドリルの2階フロアに自動的に変わりまして、次はキスリングです。キスリングは「みなさん。また会えて何より。さあ、行くとしますか。」とこちらもあっけらかんとした感じです。
良いですねえ、キスリング博士(^^)。
ということで、キスリングも仲間に戻りました。
次は同じマドリルの町の中で、登場しましたのは、元アイドル魔王のリンダです。
リンダはスタン様の姿を見て大喜びです。そして、リンダも仲間に戻りました。
てっきり仲間を探して町を巡るかと思いきや、何とも簡単ですね(^^;)。
さあ、最後は王女様ですね。王女様はテネル村方面にいるらしいです。
と、ここからテネル村に向かうと思ったら、マドリルの町の1階フロアに降りたところで、ベーロンの姿が見えました。
ベーロンは何やら独り言を言っています。
その内容は「あの虫の好かない少年。どうやら世界に戻ったらしい。マルレイン、あの冒険を思い出したようだ。思い出した途端に姿を消すとは。どこへ行ったのか。向かったのが、あの少年の家なら、ただではおかない。」と、何だか穏やかではないですね(ノ_-。)。
どうやら王女様は主人公の家に行ったようです。
主人公の家近くまで来たところで、男性と女性の悲鳴が聞こえてきます(ノ゚ο゚)ノ。
どうやら主人公の家からその声はしたようです。
急いで行きますと、そこにはベーロンその姿がありました。
そして、王女様が空中に浮いて首を絞められているのか、苦しそうな様子をしています。
主人公が止めに入り、キスリングが「主君である王女に何をする気ですか」と言うと、ベーロンは「この娘は私の主君ではないし、普通の人間のように死にはしない」と訳の分からないことを言い出します∑ヾ( ̄0 ̄;ノ。
さらにベーロンはマルレインに対して「お前のためにこうやって綺麗に作った世界であらゆる役を与えて遊ばせてやったのに、どうして私に応えないのか」と言います。
ベーロンの話では、この世界は、『分類』の力で他の領域から切り離して作った小世界であり、主人公たちも『分類』の力により、ベーロンが与えた役割を演じてもらうために住まわされた存在だということです。
その目的は、最愛の娘マルレインに退屈な永い生を楽しく遊ばせるためだったということです。
しかし、永い時間の中で『分類』から外れたものが現れることがあり、それがどうやら主人公のようです。
ベーロンはマルレインに対して、「しょせんは人形かこの世界でいなくなった娘の代わりになりはしない」と言ったかと思うと、ベーロンの姿というか衣装が執事服から赤いビロード風の衣装に変わり、マルレインに対して何か術をしかけたかと思うと、マルレインが人形になってしまいました∑ヾ( ̄0 ̄;ノ。
ロザリーたちは、どこかですり替わったのかと言うと、ベーロンがこう言います。
お前たちの前に現れ、共に旅していたのはずっと、この『マルレイン』だ。
この世界で遊ぶマルレインが何らかの事故で姿を消したのは、もうどれくらい前なのか。
この世界で何があっても娘は死ぬことはない。私の世界ではあの子は絶対的に守られているから。にもかかわらず、いくら探しても、あの子は見つからない。
そして、主人公に対して「わが世界から半ば以上外れた異分子よ!全てお前のような、はみ出し者がいなければ、全ては静かに流れるものを。お前のような者に、残った魔王に最強の『分類』をかけ、差し向けてやる!世界図書館の力でな。」と言います。
さらに、スタン様に対して「残った魔王とはお前のことではないぞ、ゴーマの転生!はみ出し者にあてられて、堕落したお前の何が魔王か!待っていろ!」と言うと、消えてしまいました・・・。
今回はここまでです。世界の謎について、だんだん分かってきましたね。