今回は、
第4章
ボクと魔王とあやしいやつら
からです。
主人公の家を出発して、マドリルへ向かいます。
マドリルに到着しますと、町では勇者とオバケが癒着しているという噂で持ちきりです。
勇者組合とオバケが運営しているという黒幕商事が、癒着している話ですが、具体的には、オバケが人々の金銀財宝を奪っていったのを、勇者が取り返していたことが、実は出来レースだったという噂が流れているようです。
勇者であるロザリーは、それらの噂を聞いて憤慨し「そんなことはないという証拠を探す!」とやる気満々です。
ということで、早速黒幕商事へ乗り込みます。
黒幕商事の事務所は、1階フロアの奥、下水道事務所があったさらに奥の建物です。
建物の前にいる黒服の男に話しかけると、あっさり中に入れてくれましたが、中へ進み、上への階段で男が立ちはだかっていました。
彼は、「お客様受付担当係長」という役職で、「誰か、政治家や高名な学者の紹介がないとここは通せません」と言います。
その場にはキスリングも一緒にいましたが、彼は研究所では有名人でしたが、黒幕商事の係長相手ではダメだったようです。
ですが、係長は「名刺か紹介状でもあれば」と言っていましたので、ここで研究所所長の「かたくるしい名刺」を使いますと、通してくれました(^^)。
階段を上がって、2階に行きますとさらに上への階段があり、そこにも男が通せんぼしています。
彼は「お客様係担当課長」ということで、今度は課長なんですね(^^)。
さて、ここではマドリルの役場でもらった役場長の「それなりの名刺」を使ったら、通してくれました(^^)。
さらに3階へ上がりますと、そこでも上への階段の前に男が立ちふさがっていました。
今度は「クレーム処理担当部長」です。
ここまで来る間に黒幕商事の社員から聞いた話では、部長はマドリルのバーのママに入れ込んでいるということらしいので、ママの「あでやかな名刺」を使ってみましたら、想像以上に部長は喜んでくれて(^^;)、階段を通してくれました。
4階へ上がりますと、まだ上への階段が続いており、またもや階段前には男が立ちふさがっています。
今度は「たらい回し部専務理事」です(^^;)。
彼は部署名通り、「君たちはたらい回しにされていることに気付いていないのか」と言い、さらに「ここを通す気なんてない」とまで言います。
もう持っている名刺は、主人公のお父さんの名刺しかありませんので、とりあえず「しがない名刺」を使ってみますが、案の定ダメです(>_<)。
ですが、ここで主人公たちはどうしようと作戦会議が始まります。
で、王女様が「自分も名刺を持ってる」と言い出しまして、出してみましたら、さすが王女様ですね、通してくれましたv(^-^)v。
さあ、5階へ上がりますと、やっと階段を通せんぼする人がいなくなりました(^^)。
部屋に入りますと、そこにいたのは会長です。
見た目は貫禄のある、いかにもな悪徳金融業者っぽい感じです(^^;)。
で、会長は何と自らを会長魔王と名乗ります∑ヾ( ̄0 ̄;ノ。
会長魔王は、勇者とオバケの癒着に関する噂を流したのは、自分たちであると言います。それは、情報操作の力を見せ付けるためだったようです。そして、会長魔王は、王女様に黒幕商事の顧問になってほしいと頼みます。王女様の名前までも利用しようとしているようです。
王女様はもちろん「断る」とばっさりです。
ですが、そんなことは想定内だったようで、会長魔王は「ワシが王女様とその少年がいい仲だという噂を流したらどうなるのか、分かっているのか。」と脅しとも言えるようなことを言ってきました。
それに対して王女様は「好きにするがいい。」と、大変すがすがしい返事です(^^)。と思ったら、続いて「なぜなら、愛し合っているからじゃ。」と(ノ゚ο゚)ノ。
それを聞いた主人公の表情が可愛かったですね(*^.^*)。
さて、会長魔王はそんな王女様の言葉は全く信じていない様子です。
で、ここから会長魔王と戦闘開始かと思ったら、こういうことは部下に任せると言って、そこに登場したオバケと戦闘開始となりました。
相手はいわゆるザコ敵レベルでしたので、ここはあっさり勝利です(^^)v。
次はいよいよ会長魔王と対決かと思ったら、「ワシは急いでルーミル平原の『帰らずの奈落』へ行かなければならない」と言って消えてしまいました。
今回はここまでで、次は「帰らずの奈落」へ行くところからです。