碧の軌跡プレイ(最終章~クロスベル市内突入前夜~) | たてつのゲームプレイ&読書日記

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ゲームや本について、ゆるゆると書いています。最近は「いけにえと雪のセツナ」のプレイ日記を書いてます。

 今回は、クロスベル市の結界を解除しまして、クロスベル市内に突入するところからです。

 ※ネタバレがありますので、ご注意を。 ワジの過去に関するものです。



 さて、場面はメルカバ内に移りまして、いよいよ明日、クロスベル市内に突入です。作戦としては、ケビン神父の飛行艇が大型人型機械、通称「神機(アイオーン)」を惹きつけている間に、メルカバで突入というものです。

 ということで、ここから決戦前夜的な感じとなります。
 メルカバ内にいる仲間にそれぞれ話しかけますと、どのキャラもいつもより長めの会話です。その中で、ワジからこの後、伝えるべきことがあるということで、後で甲板に来てほしいと言われます。
 一通りメルカバ内を回ったところで、仮眠を取りますと、自動的に甲板へ。

 ワジの話は、キーアについてです。
 今回、教会は零の至宝であるキーアの処遇については、基本的にノータッチという形になりそうだということです。
 教会としては、結社がクロスベルを撤退し帝国へ行きオリジナルの至宝が失われている今、積極的に介入できる根拠はないことから、キーアを教会が連れ去る理由もなくなったということのようです。
 良かった、良かった(^^)。

 
 ロイドは一安心するものの、ワジにこのまま協力してくれるのか聞きます。結社は帝国へ移ったものの、まだ結社の博士が残っており、クロイス家に協力している限りまだ協力はするつもりであるということです。
 ワジにとっては、2年に及ぶクロスベル潜入任務の締めくくりというのが大きいようです。

 ここで、ワジが自らの過去を語ります。
 ワジは大陸のいわゆる隠れ里的な場所の出身であり、そこでは女神ではなく太古の神を祀っており、ワジは幼い頃から神の声を聞く巫子の役割を担ってきたと言います。巫子と言っても勝手に選ばれただけであり、ワジはずっと自由になりたいと思っていたところ、里の住民が一人、また一人と原因不明の昏睡状態に陥るという事態が起きます。
 ワジが探ったところ、神が暴走して、地脈を通じて精気を吸い取り始めたことが分かったので、里の長老たちに封じるように進言したが、聞き入れられず、むしろ生贄をささげようと言い出します。
 そんなところに、教会の騎士がやってきて、神が古代遺物の一種だと知り、ワジはその神として祀っていた蒼い石板状の神を崖から落として破壊し、太古の呪いから里を解放しようとしたのですが、そこで神が反撃に出て、ワジの命を吸い取ろうとしたときに、ワジに聖痕(スティグマ)が現れて、逆に神の力を根こそぎ奪い、石板はただの石板に戻り、ワジは里で祀っていた神を殺した大罪人として、里を追放されたということです。

 そして、聖痕が現れたワジは教会の騎士たちに誘われて、アルテリア法国へ向かい、守護騎士として迎えられたということです。
 守護騎士は12名しかおらず、聖痕が現れた者がなるというものです。アッバスさんとはその頃からの付き合いということです。

 これらの話を聞いたロイドは驚きつつも、これまでのワジの戦いぶりを見て、納得している様子です。

 ロイドは、ワジに今回の事態が収束したら、クロスベル市を去るつもりなのか聞きますと、ワジはそれが任務だから当然と言います。ここでワジが「寂しいのかい?」と冗談っぽく言いますと、それに対してロイドは真顔で「当たり前じゃないか」と答えるのですが、こんなところが、やっぱりロイドですよね(*^.^*)。
 ワジもロイドの真っ直ぐな反応にちょっと驚きます。
 ロイドは続けて、「ヴァルドも元に戻るだろうし、テスタメンツのメンバーもいるし、いつでも遊びにくるといい、ワジにとってはクロスベルは第2の故郷みたいなものだろう」と言います。
 さすがのワジも笑って、「里心が付いた時には遠慮なく尋ねさせてもらうよ」と言います(^^)。

 故郷を悲しい形で離れることになってしまったワジですが、この反応を見る限り任務で訪れたとはいえ、クロスベルはワジにとって立派な故郷の一つになったようですね(*゚ー゚*)。

 今回はここまでで、次こそはクロスベル市内に突入するところからです。