糸満市の学習塾

『共学院』

 

代表のたてうちです鉛筆

 

 

本日、中学3年生の模試です。

模試の回数を増すごとに、真剣さが伺えます。

最初の頃は休憩になると遊んでいた生徒たちが、

次の科目のテキストを出して読んでいたり、

模試の問題について話し合っていたりしています。

意識が高まってきていると感じ嬉しいです。

 

 

・・・ ・・・

 

何を考えているのか、理解しているのかどうか、

人の頭の中は外側から見ることはできません。

 

時折、スポーツの上達する過程で例えを使って、

勉強でも同じように反復することの大切さや

トライすることの大切さ、実践する素直さが

必要だという話をブログの中ですることがありますが、

やはり違いもあります。

頭の中の様子は外からは目に見えないものです。

 

理解度を知る手掛かりとして

一番分かり易いのがテストでしょう。

数字でもっておおよその理解度を測ることができます。

 

そして、日々の勉強の仕方(練習)の中でその指導をする際は、

説明して話を聞いているときの目の動きや表情、態度、

質問をして返ってくる内容、問題用紙に書き留めてある

計算過程などを観て、本当に理解しているのかどうかを

確かめることが必要になります。

 

そういうやり取りの積み重ねで、

相手の(子どもの)頭の中を整理することの

お手伝いをしています。

 

 

陥り易いのが、「うんうん」と説明を聞いてる様子なのに、

頭の中には「答え」しか入れていない場合です。

その場しのぎで丸をもらい終わらせてしまう。

そうやって勉強してしまう場合もあるので、

表情を見て確認する必要があります。

 

「目は口ほどに物を言う」とはよく言ったもので、

「目」を見ると本当は分かってないということが透けて見えます。

これには共感してくださる方もいるんじゃないかなと思います。

 

言葉を使って自分を上手に表現出来る子は言葉で

どこが分かる分からないかを伝えられますが、

言葉が上手に出てこない子にはこちらから目や表情を読み取って

アクションをかける必要があります。

 

一人で勉強していてできることと、

指導受けながら勉強をすることの違いですし、

対面ならではの勉強の仕方になるのかなと思います。

 

 

 

子どもの多くは勉強している意味や価値を

余り分かっていません。

 

受験があるから頑張る、

受験があるから子どもに勉強をさせる、

それも一つの目的でその子の人生の選択で大切な事です。

しかし、もっと大切なことは、

物事を理解する力を身につけることだと思います。

 

言葉の語彙を増やすこと、

計算ができること、

文章を読んで意味を読み取ること、

物事を覚えること、

仕組みを知ること、

世界や社会の成り立ちを知ること、

そして、チャレンジすること。

 

大人になった今尚更必要なことだと思います。

 

「好きなことだけしたらいい」

そのような言葉を私は無責任に子どもに

伝えることができません。

 

「出来ないことは誰かにやってもらったらいい」

確かにそうです。しかし、本当に無償でそれを

ずっとしてくれる人は確実にいますか?

対価を払う必要がある場合もあるでしょうし、

出来なかったときのリスクや責任は自分でとるしかありません。

 

 

 

本当はやり方を知らないだけかもしれない、

出来なかったことが出来るようになるかもしれない、

やってみたら少しできるようになった。

それでいいし、その積み重ねだと思います。

 

その小さな小さな刺激を得ることを続けていったら、

気がついたら以前よりもずいぶん成長している自分に気づくでしょう。

私は子どもたちにそうであって欲しいなと願っています。

 

 

。。 。。 。。

一人一人の生徒の為に

心ある指導

『共学院』

 

糸満市兼城369-1

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