糸満市の学習塾
『共学院』
代表のたてうちです![]()
保護者の方から生徒のことで
嬉しい成長の報告がありました。
最近やけにテキストの問題を解き終えるのが
早くなった子がいました。
きちんと自分で解いてるかな?
教えてもらうことで終わらせているのかな?
どの様に解いているから早く解き終わっているのか、
生徒が問題集を私に終わったと言って見せに来るたびに
どこを間違えて、どこを自分の力だけで教えて貰わずに解いているのかを
チェックしながら様子を伺っていました。
確かに自分の力だけで解きながら当たっている箇所も増えているようで、
急に変わったなと思っていたら、保護者の方からその理由を教えてもらいました。
「問題文を読めば、答えが分かるようになった」
保護者の方も解き終わって教室から出てくるのが早くなったので、
本人にどうして最近早く終わってるの?と話を聞いたら、
この台詞が返ってきたそうです。
つまり、それまでは問題文をきちんと読んでいなかったということです。
そのことについては私のみならず多くの講師の方から
指摘を受けていたことでしたが、どうやら読めば分かるということに
本人自身が気づき始めたようでした。
保護者の方と私と二人で「すごいいい気づきを得てる!」と
その場には本人不在でしたが、その子の成長を讃えていました。
私がこのことを更に素敵だなと感じたのは、生徒本人の成長もそうですが
保護者の方がその成長を喜こべているというところです。
「読めば分かる」という言葉を、そんなの当たり前と一蹴して流すことなく、
変化と成長の兆しだと喜べる受けとめ方に、お子さまへの愛情と辛抱強さを感じました。
共学院での勉強は時間が経てば帰れるというものではなく、
やるべきことをやり終えてから帰るという勉強なので、
最初は時間がかかります。3時間こえることもあります。
泣きべそをかく子もいますが、よく観察すると
それは「早く帰りたいのにできない」という気持ちと
もう一つの気持ちも混ざっています。
それは「分からなくて悔しい」です。
この「悔しい」が大切な気持ちの一つです。
その気持ちがあるからちょっとでもできるようになると
「嬉しい」が生まれてくるのでしょう。
不貞腐れたままで時間だけが過ぎるか、
少しずつでも先生の力を借りて解き進めるか。
停滞するか進むか。
後者の方の選択を選ぶことができるようになると、
まずは一歩前進です。
少しずつできる量を増やしていきます。
そこまでの過程を一緒に
辛抱強く促し見守ってきた日々があるからこそ
その子の成長の喜びもひとしおです。
。。 。。 。。
一人一人の生徒の為に
心ある指導
『共学院』
糸満市兼城369-1
098-995-0603