今回は一条工務店の収納のおはなし。
変わった収納
一条工務店の収納にはちょっと変わった収納があります。
洋服用のクローゼットと本棚が背中合わせになったもの。
この写真は横にならんでいますが、背中合わせのタイプがある。
クローゼットと本棚が別の部屋に存在。
これで1セット。
一条工務店の場合、6坪に1個の割合でシステム収納が標準で付きます。
本来なら、本棚で1つ、クローゼットで1つとカウントするところ、この収納なら本棚とクローゼットで1つというカウントになるわけです。
お得ですね
とはいえ実際には押入はこのカウントには計上されず、何個でも追加料金なし。
そのため、6坪に1個の制限に苦しむ施主さんはあまりいないんじゃないだろうか。
SGC-60DX
我が家では幅2マス奥行1マスのSGC-60DXを採用しました。
上で書いた背中合わせの収納。
奥行1マスの中にクローゼットと本棚が入る。
クローゼット部分を開けると、こう。
ハンガーパイプと引き出し収納が付いています。
この壁の奥に本棚があるわけですが、当然見えません。
上下2段でハンガーが掛けられるようにダブルハンガー仕様。
ダブルハンガーは引っ掛けてあるだけなので、簡単に外せます。
写真では2つ並べていますが、本来1個だけついてきます。
計測サイズの一覧がこちら。
パイプの位置が高いため、子供だと届くのはダブルハンガー部分のみ。
我が家は2セットこの収納を採用しているため、子供用にダブルハンガーを2つ並べています。
この収納、ブックシェルフが反対側にあるため、奥行50cm強と狭い。
そのため、子供服ですら袖を挟みがち
袖にボタンが付いていたりすると、折戸に挟まって割れるんですよね。
扉を閉める際は注意が必要です。
クローゼットの詳細
変更できるもの
基本的に何も変更できません
システム収納は、フィリピンで仕上げた状態で持ってくるので。
上棟時も、この形のままクレーンで空を飛びます。
床材
床・壁・天井ともにクロスグレー仕上げ。
ツルっとした包装紙みたいな質感
正直チープです。
建具用のレール
折戸のため、必ずレールが付きます。
扉なしは不可。
必ず扉が付きます。
収納内の天井
押入の天井高は240CMですが、クローゼットは天井が約203cm。
その上は塞がれています。
長くなったので、引き出し部分や本棚部分は、後日書きます。