注文住宅を建てるときに悩むのが、ハウスメーカー選び。
我が家もいろいろ検討して、一条に決めました。
今回は、複数のハウスメーカーに話を聞いて、間取りの検討までしてきた我が家が思う「一条工務店が向いている人」についての勝手な考察です。
窓にこだわりがある人
我が家は、雪国
にあります。
そのため、暖かい家に住みたいと思っていました。
家づくりの勉強をしていくうちに、窓の重要性を認識。
熱損失は窓からが大きい。だから、大切なのは窓
そこでこだわりたかったのが、トリプル樹脂サッシ。
ハウスメーカーに希望を聞かれるたびに、トリプルサッシの希望を伝えていました。
ただ、ほとんどの場合LDKのみの採用をお勧めされます。
なぜなら、全窓採用するには結構な額の上乗せ
が必要だから。
ですが、一条はトリプル樹脂サッシが標準
しかも、ガラスは４枚。
え？
トリプルなのに４枚って何
ですよね。
防犯合わせガラスで２枚使っていて、３層構造なんです。
すげ～
＜一条工務店HPより＞
ただしこの窓、大きいものはめっちゃ重いです。
全館床暖房を採用したい人
床暖房を採用するにしても、LDKだけとか1階だけというハウスメーカーが多い中、全館というのは一条の特徴ではないでしょうか。
お風呂もトイレも床暖房ですから。
ヒートショック
を防ぐためにも、高齢になるほどありがたい設備。
ただし、家を建ててから高齢になるまで、故障せず使えるのか不安ではあります
太陽光発電を採用したい人
一条は屋根一体型の太陽光パネルなので、とにかく大容量の太陽光を搭載できます。
今は蓄電池も付いてきますから、作った電気を自家消費することで、なるべく電気を買わずに過ごすことができます。
もう売電価格も高くないので、売るというよりは電気代高騰対策で、自家消費が良いと思います。
太陽光パネルや蓄電池にしても、他社に比べリーズナブルなんだとか。
注文住宅のセレクト地獄を避けたい人
注文住宅と言えば、大きなものから小さなものまで、ありとあらゆるものを決める必要があります。
キッチンを例にとると
メーカー
シリーズ
サイズ
シンクの種類
天板の種類
扉の種類
水栓の種類
食洗機のメーカー etc…
しかも、それぞれの選択肢もすごく多い。
それを楽しめる人は良いんですが、そうじゃないと何を基準に選べばいいのか、宇宙に放り出されたような気分になります。
これをお風呂にも床材にも何から何まで決めていく必要があります。
しかも正解があるわけではないので、途方にくれます
一条に関しては、いい意味でも悪い意味でも選択の幅は限られます。
ある中から選ぶだけ
しかもそんなに選択の幅はない
ある意味楽です。
他のメーカーでも提示してもらえるもののままでよければ、セレクト地獄にはならないかもしれません。
が、こだわりたくなるタイプの人はドツボにはまります。
一条はこだわりたくても、あまりこだわらせてもらえないので、あきらめがつきます
最初から用意されているもの以外も採用できないわけではないですが、「稟議」という謎の審査が入るためハードルがちょっと高め。
値引き交渉が苦手な人
注文住宅業界は、値引きという文化があります。
しかも3桁の値引きも珍しくありません。
担当営業さんによって、値引きに差が出る可能性があります。
一条は、値引きがないことで有名です。
正確には、いくつか割引がありますが、明確で営業さんごとの違いはありません。
①法人割引 2～3％ 
一番お得
②2親等以内の親族紹介 1.5％
③知人紹介 カップボードなどの現物
④住まいの体験会の抽選 カップボードなどの現物
⑤キャンペーン 新商品が出た時などの割引
一条のフランチャイズの場合は、③④は半額になるそうです。
③の知人紹介に関しては紹介の前に展示場に行ってしまうと、権利が消滅してしまうということです。
我が家は法人割引で2％引き。
どの価格から2％引きかというと、施工面積×㎡単価×2％。
ベタ基礎や平屋割増や太陽光などの価格が乗っかる前の価格です。
このほかにも、外観が似ていても気にならないとか、一条ルールに我慢できるとかいろいろありますが、我が家視点ですのでご了承ください。
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