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CSまだん

CS(Customer Satisfaction) 顧客満足について思っていることを徒然に書いてます。



現在、求められている仕事内容にどのようなものがあるのかを
就職サイトで調べてみました。

IT、プログラミング、CAD(computer-aided design
コンピューターを利用して機械・電気製品などの設計を行うこと)
が主なものでした。

何故このような仕事がいま求められているのか?

一つには、設計・開発に要する時間の短縮、また問題や課題解決に
対する「速さ」が求められているからだと思います。

これらは、現場に行かなくても机の上でできるもの。
現物を触らなくてもできるものです。

使用するときに起こることのほとんどを試行実験することが
できます。
従って、設計における問題点の解決などに要する時間の
短縮になります。

それでも問題は発生します。

最近の商品は、メカや回路が複雑ですし、
それを動かすソフトも複雑なので、それらを組み合わせた商品では、
短時間で問題を起こした原因が特定できません。


残念ながら、お客さまへの代替品での対応になる場合がありますが、
それで終わりではありません。

メーカーはその原因をその後も調査し続けて、
今後決して起こらない対応を取ります。

「速さ」が重要視されている現在、
メーカーは「速さ」では解決できない「安全性・信頼性」について
しっかり考え、実践しています。

今後、どのような技術が必要になるかわかりませんが、
お客さまへの安全な商品を提供することの意義は決してブレません。



何かトラブルがあるとあわててしまい、
それがトラブルに輪をかけたようになり、
さらにトラブルになるということがよくあります。

そういうことが起こらないように
いろいろ対策を打っているのですが、
やはり起こってしまいます。

マニュアルを作る
教育訓練を実施する


そういうリスクを想定して実施しているのですが、
問題はリスクがその想定外を超えてしまうことです。

そのような想定外を考えることが大切なのですが、
考えつくとそれは想定内のことを想定したことに
なってしまってどうも論理的でない???



でも、考えないわけにはいかない。
だから、マニュアルを超えたシステムの限界を
しっかり把握することかなあと思います。

ここまではマニュアルで対応できるけれど、
これ以上だと対応できない。

こういったリスクが時が経つにつれ増えてくる。

いつまでたってもマニュアルがリスクに対応に追いつかない。
それでも追いつこうとして必死に努力している。

その努力することが大切だとわかってきます。

情報がすぐに取り込めるようなシステムなっているか?

マニュアルなどの改定が簡単にできるシステムになっているか?

改定した時に他のシステムとの矛盾が発生するかどうかが
簡単にできるシステムになっているか?


このようなシステムを構築することが
想定外のリスクに対する一つの対応策かもしれません。


最近、昔を振り返ることが多くて、もうそんな年になったのかなと
寂しくなります。

会社に入った時には、モノづくりは国内でやっていました。
班長さんや組長さんが幅を利かせていました。とても怖かったです。

工場は活気がありました。

それがすぐに海外、特に中国にその拠点が移っていきました。
コストがかかるという理由で。国内でのモノづくりが笑われた時代です。
猫も杓子も海外へという風潮が大流行でした。

国内の工場はほとんど海外に移管され、モノを国内で製造しなくなりました。
それにつれて海外への出張が多くなってきました。
昔は出張というと国内が当たり前だったのですが、今では海外です。

それと同時に商品が「アナログ型」から「デジタル型」へと
移行したのが何か関係があるような気がしてなりません。

作業者の力量が必要な「アナログ型」商品から、
既に完成されたユニットを精度よく組立てて商品を作る「デジタル型」へ

国内の「モノづくり」が空洞化してきました。
人がいない工場に入るととても寂しいです。
昔、ここで一緒に働いていた仲間のことが思い出されてなりません。

それでもなんとか国内で生産をということで
いろいろな生産性を向上させる施策がとられてきましたが、
今、残念ながら「作るものがない」と言われています。

私はそうではなく、ある時代が要求するものがなくなってきたのでは…
と思います。
次に来るべき時代の商品を待っているのではないでしょうか。

人の気持ちがある方向に偏れば元に戻そうとする力が働く。
「デジタル」がある程度わかってくると「アナログ」に戻るような

この頃思います、「デジタル」って偽物だって。

「デジタル」は「アナログ」の連続量を
細分化した不連続量に変換し、さらにそれらを
補完するするために現実とは異なったもので
疑連続量とするわけです。

圧倒的な情報量の多さの「アナログ」

朝の公園を走るときの追い風の肌感と
草いきれが香るような向かい風の音

印画紙の隅の明暗もおろそかにしない
フィルム写真の銀粒子が際立つ鳥肌感

脳天に突き刺さる目を見張る油絵の色彩の塊

そんなものに内在する豊かなエネルギー‣フロー
たまには、そんなものにどっぷり浸かってみたいです。