2月10日（土）は２頭出走。
・小倉4R・障害未勝利（芝2860m）ウインアキレウス 小野寺祐太騎手
・東京11R・クイーンカップ（G3芝1600m）ルージュスエルテ 横山和生騎手
ウインアキレウス （レース結果はこちら）
単勝オッズ９．５倍の４番人気。
道中はやや後方よりの中団追走。
障害飛越でそんなに下手でもないとは思った。。。
結果は勝ち馬から１秒０差の４着。
レース後の小野寺祐太騎手のコメント
練習の段階からセンスのある跳びを見せていましたし、
初戦から期待を持っていました。
練習では障害に向かっていくぐらい前向きでしたが、
今日は初めての実戦ということで、
所々躊躇して障害の手前で減速するような新たな面を見せていました。
それでも全体を通して跳びの質は良かったですし、
次に向けて実戦を一度経験した効果は大きいと思います。
最後は３着ぐらいあるかとも思いましたが、
伸び切れなかったのは道中気を遣いながら走っていたぶんでしょう。
スタミナは問題ありませんでしたし、
喉に関しても止め際でゴロゴロとした音が気になっただけで
レースに影響はなかったです。
慣れが見込める次はもっと楽しみです。
レース後のクラブのコメント
初障害ということで、
何ヵ所か飛越でスピードに乗り切れない場面はありましたが大きなミスはなく、
上手にこなしてくれたと思います。
最後は周りと同じ脚色になってしまいましたが、
次走の優先権を得ることができましたし、
初障害としては及第点を与えられる内容だったと思います。
レース後の状態次第ではありますが、
順調なら次走は再び小倉開催での出走を予定しています。
ルージュスエルテ（レース結果はこちら）
単勝オッズ５．２倍の４番人気。
今回が４走目。前走、前々走はいずれも逃げて完勝。
今回はまさかの出遅れ、
その上に松岡騎手の馬にぶつけられて（パトロールビデオを見れば明白）、
道中はシンガリ追走。
ゲートが開いて１秒で「終わった」と思った。。。
４コーナーもほぼシンガリの位置で、そこから直線に向いて、
「過去３走全て上がり最速の脚」で猛追。。。
大外から突き抜けるかと思ったけど、
結果、勝ち馬から０秒３差の３着。
川田騎手の勝った馬も４コーナーでは同じようなところにいたし、
ルージュスエルテの上りが３３秒５で川田の馬が３３秒４、
出走馬中３３秒台の上りはこの２頭だけ。
結局４コーナーでの位置取りの差かな？
悪くても２着と思っていたけど、賞金は加算できず。。。
桜花賞出走の夢は持ち越しとなりました。。。
レース後の横山和生騎手
メンコを着けたことで返し馬でも落ち着いていましたし、
テンションが変な上がり方をするようなこともありませんでした。
ただ、ゲート裏でのほほんとしていたので、
反応という意味でスタートを心配してはいたんです。
そんなことで出遅れは想定していたので、
あのスタートということで腹を括って後ろから運びました。
スタートで寄られてしまったのもありますが、
スエルテ自身も一歩目は速くなかったですね。
それでも道中から力まずに走れていましたし、
あの位置で折り合えたことを考えると、メンコはあって良かったように思います。
直線では一瞬でトップスピードに上げることができましたが、
持続的に脚を使う勝ち馬に対して差を詰められなかったです。
賞金を加算することができず申し訳なく思っていますが、
今日は収穫もたくさんありました。
メンコなしならスピードが生きる１４００～１６００m、
メンコ装着なら折り合い面から距離の幅も広がりそうです。
レース後の国枝調教師のコメント
出負けして想定より後ろからの競馬になってしまいましたが、
折り合いはつきましたし、最後も良い脚を使ってくれたと思います。
ただ、２着と３着の違いは大きいですからね。
先々を考えてもここで賞金を加算しておきたかったのですが…すみません。
一戦ごとにしっかりとした走りができるようになってきている反面、
ダメージも出やすい馬ですからね。
この後のローテーションについては、
馬の状態優先で決めさせいただければと思います。
桜花賞出走のためには本番前にもう１度走る必要があり
可能性としては３月２日（土）の阪神・チューリップ賞（Ｇ２）か
３月１０日（日）の阪神・フィリーズレビュー（Ｇ２）になるのかな？
ともに桜花賞トライアルでチューリップ賞は１６００ｍ、フィリーズレビューは１４００ｍ。
疲労が激しいようであれば、先送りして
４月６日（土）のニュージーランドトロフィー（Ｇ２）もあるかもしれんね。
知らんけど。。。