流行りの言葉 | 立川志の春のブログ

流行りの言葉

流行りの言葉の使用には臆病な方で、「ほぼほぼ」とか、ホワイエみたいな発音の「とはいえ」とか、「…には感謝しかない」というのはまだ使ったことがないのですが、そんな中最近登場した大型新人が「テレワーク」。「テレワーク」先生の認知度アップ率って、全盛期のひょっこりはんを凌ぐのではないか!?と思います。

だって三か月前、無名だったもの。周りとの日常会話でもテレワーク先生の名前は出たことがなかった。ノマドワークとか在宅勤務とか在宅ワークってのは出たことがあったけど、テレワークはなかった。辛うじて近いところで、ラグビー南アフリカ代表スクラムハーフのデクラークぐらい。

じゃあテレワークが先輩の在宅ワークを追い抜いたのはいつか、グーグルのトレンドで調べてみたら、2月の中旬過ぎでした。完全なるぽっと出。でもそこからの加速ときたら、金メダル量産期のカール・ルイス並み!

だって近所の八百屋のおばちゃんも使ってますからね、テレワーク。テレワークのお供にタケノコはいかがって、よくわからない。ただ地域によって温度差はあって、さっき見たら、テレワークが在宅ワークをリードしているのはまだ東京、神奈川、島根、富山ぐらいで、他の地域では在宅ワークの方が強い。なんで島根、富山が三位、四位なのかは知らないけど、何かあるんだろうな。

ついでにテレワークというのは和製英語なのだろうかと思って調べてみたら、世界でも一応使われてる言葉みたい。でも、どちらかというとremote workの方が聞いたことがあるなと思って、過去三か月くらいのteleworkとの使われ度合いを比べてみたら、断トツ世界ではremote workの方が人気ある!日本以外でtelework使用率の方が高いのはサウジアラビアとベルギーだけで、あとはみんなremote workの圧勝でした!ただ、Telework使用率は世界中で日本がナンバーワンでした。

で、結局なんでこんなに一気にテレワークって言葉が広がったのか?リモートワークとか、在宅ワークとかより短くて言いやすいからなのか?なんか集めたらいいことがありそうだからか?、、、あ、ベルマークだ、それは。

とにかく、油断していると流れに呑み込まれて使ってしまいそうだから、気をつけねばならぬ。

いや、決めた。悔しいのでテレワークは使わないことにした。Teleって離れた所という意味らしいので、遠隔勤務にしよう。おらあ「遠隔勤務」をするんだ。まだしたことないけど、するとしたらテレワークでなく、遠隔勤務だ。テレポートでなく、瞬間移動だ。

一応試しにテレワークと遠隔勤務、どちらが使われているか調べてみたら、全都道府県で100:0でテレワークの勝利。ますます闘志が湧いてきたぞ。

そう簡単にぽっと出のやつに俺の言葉を上書きされないぞ!

写真はこの間テイクアウトしたTanasukeさんのオムライス弁当。
ケチャップアートが嬉しい!