本来は不本意でしょうけれど、元・天歌さんが記事であちこちに出ています。
前回は週刊新潮、今回は日刊スポーツです。
あくまでもすべて果実が勝手に思うことですが、関係を決定的に悪くしてしまったのは、他の師匠に移りたいというのを師匠に知られてしまったことかなと。
それがどういう経緯だったかは知らないので、それで何とも言えない点はありますけど、知られてしまったのはヤバかったなって。
相談は信じてた人に裏切られたのか、それとも本当に周囲に話してたのか、なんにせよ元・天歌さんが正直というか人が善すぎたのかもしれません。
この世界は特にお喋りですもの。(^◇^;)
前座じゃなく二つ目なら判ってたことだと思います。
つまりもしかしたらそういうタイプなので、最初から圓歌師匠と反りが合わなかったのかもです。
また別の師匠なら元・天歌さんが可愛くて仕方なかったかもしれません。
でもこれはお互いに人間性は最初から判るはずがないですからね。
「俺と反りが合わなかったら悪いが辞めてもらう。その方がお互いのためだ」
うちの師匠(談志)はそう言ってました。
なのでこれまた果実の勝手な見解ですけど、黒い兄弟子(ブラック師匠)のケースと似ているかもしれないです。
師匠側にしたら温情のつもりでも弟子側にすれば…というやつで、要は早いとこ破門にしてあげれば、それで他に行きたいなら行かせてあげれば、こんなことにはならなかったのかもしれません。
師弟関係が黒い兄弟子は10年、圓歌師匠は13年、どちらも決して短くはなくむしろ長いです。
元・天歌さんも辛かったでしょう。
しかし逆に圓歌師匠もそうだったわけで、それで他に行きたいというのを知って、ほんとブチ切れモードに突入してしまったのかもと。
ここでも改めて書いておきますが、果実はもしも元・天歌さんへ本当にビンタであり、呼びつけて殴ったのだとしたら、それは何であれ圓歌師匠がやり過ぎてしまったと思います。
暴力はイケマセン。
「殴っていいのは朝鮮の洗濯だけだ by談志」
師匠であり黒い兄弟子も暴力を振るったことはなく、特に師匠は落語家なんだから言葉で解決しろと言ってました。
そのわりに激しい罰金はありましたけど…。( ̄▽ ̄;)
いや、暴力も暴力ですが現金もキツイですよ。(笑)
なので今は元・天歌さんの話しか聞いてないので、ともかく圓歌師匠の話も果実は聞きたいです。
根本的に弟子というのは押し掛けであって、師匠が来てくれと頼んだわけじゃないですから、暴力は良くないのは何度も書いてますけど、どうしてそうなったのかは今後のためにも明らかにして下さい。
とりあえず今回の件は司法にゆだねたので、そこでの判断を果実は受け止めるつもり。
けどこうした記事から実は落語界ってそんな怖いとこなんだと誤解されたくないので、これはあくまでも圓歌師匠と元・天歌さんの問題であることはお伝えさせて下さい。
どこの門下もそうというわけではなく、実の親子のような師弟関係もあります。
どうか落語界であり徒弟制度を誤解しないで欲しいです。
あとは訴訟の判決で圓歌師匠に非があれば、それは法に基づいて償うべきですけど、今の風潮として圓歌師匠を廃業へ追い込むのはダメなものはダメとしても、そこでまたやり過ぎてしまえば本当にシャレにならないと思います。
逆にもしも元・天歌さんに原因があったとしても、本当に暴力を振るわれてるなら元・天歌さんは被害者です。
それこそ今は人殺しを英雄視して、被害者を「やられて当然」とする声もあるので、そんな風潮まで落語界におよんで欲しくありません。
元・天歌さん、圓歌師匠、そして落語協会にとっても無事な着地、解決することを願っております。
そして元・天歌さんに次の師匠が円満に見つかり、活動家ではなく落語家として頑張って欲しいです。
失礼いたしました。m(_ _)m