黒い兄弟子のブログによるお小言について。

つまり黒い兄弟子は緑の弟弟子に、落語家なんだから面白いことを言うように心がけなさいよと(政治に限らず)、そう伝えてくれてるのだと思います。

54にもなって叱ってくれる人がいるのは有難いもので、また黒い兄弟子の言うことにはどっか師匠が見え隠れしていて、あぁやはり同じ門下なんだなと思ったりします。

「(人の言うことの)逆目をはれ」

「(商売を考えて)ウケることを考えろ」

よくそんなことを言ってましたっけ。

黒い兄弟子も何かで師匠からそういうことを聞いたり、また聞かなくとも感じたりしたんでしょうね。

果実は無駄に前座が長いので、他の兄弟弟子よりレベルは低くとも一緒にいた時間の長さだけは自信があります。(笑)

個々の受け止め方や活かし方はあれど、兄弟弟子なんですから手本は同じなので、黒い兄弟子に師匠の影を感ずるのは当然かもしれません。

これが一門の絆の1つだと思います。^ ^





さて、とりあえず今回の政治ネタについてですが、松本人志さんはコメンテーター的な立場からか、「お疲れさまという感じ」と至って普通、ギャグは特にないようですが、これは記事だし、番組を見てないので他で何か面白いことを言われてたかもしれません。





「キウイ、お前は右へ行け」

某御徒町の某焼きトン屋で妙な道案内を勧めてくれた(笑)もう1人の兄弟子は、「言葉が決定的に欠けている」というコメント。

もちろん記事では色々とお話してますけど、キャッチーな一言ではこれでした。




トンデモの唐沢俊一さんだと、「悪いがちょっとホッとした」の始まりで、「仕事が出来る人でも、人気が取れる人ではなかった」という〆。




てか、何より唐沢俊一さんはトリビアの宝庫ですから、例えばヒトラーはディズニーアニメのファンだったという豆知識で、「そうだったんだ」という面白さを出せる方です。




そしてネタキャラで人気浸透中の小泉進次郎さんは、まぁ当事者の1人ですけど、この後に泣かれました。

涙がコメント。





んで、当の果実は何を言ってたのかというと、それが上記。

確かにごく一般の普通レベルで、〆は「お疲れさまでした」ですから、とりあえずザックリと括ると紹介した中では松本人志さんチームかもしれません。

ちなみに黒い兄弟子は例えですけど、「ガースー人間第一号 自爆」という映画の題名に掛けた一言でした。

ねぎらい、批判、トリビア、涙、親父ギャグ。

とりあえず菅さんの不出馬について、どのようなネタに出来るか、もちろん本当は何でもいいんでしょうけど、芸人落語家なら少しは面白いことを言いなさいよということで、それは師匠にも通ずる教えであり、またそれぞれの個性やキャラの問題でもあるので、今回を例に出せば果実は「ねぎらい」でした。

どうすれば面白いことが言えるか。

これは先にも書きましたが政治に限らずです。

まだまだ54にもなって修行の至らない果実です。

兄弟子に感謝。