隠れキリシタンの娘と後に踏み絵となる青銅のキリスト画を作った鋳物師の悲恋と、そして彼らを売った「転んだ」宣教師、『沈黙』とはまた違うキリシタン弾圧のお話。

原作はあるけど、実に無駄なく見事な展開で、つい引き込まれていく。

香川京子が可愛く、山田五十鈴はイイ女。

こういう作品を撮る監督だったんだと、シミジミ観た。

新文芸坐にて。