何やら稲田検事総長を守ろうがトレンドとのこと。
人材不足の検察庁に今度は何があったのかしら?
黒川さんは辞任するんだしね。
とりあえず下記のような投稿が目立ちます。
とりあえず下記が毎日新聞の記事。
なるほど、この記事を読んで、【「混乱の責任」は黒川の定年延長をゴリ押しした安倍であり 】という認識の方にしたら、責任を稲田さんに押し付けて自分は逃げるのかと思うのは自然かもしれません。
そんでトレンド入りしたんですね。
まず、安倍さんは本当に定年延長をゴリ押ししたのでしょうか?
検察庁が人事の問題で色々まとめられず、そんで検察庁の方から要望があったということを須田慎一郎さんの取材ですが、そのように果実は認識しております。
その裏付けは国会の答弁にあります。
「検察庁の業務遂行上の必要性に基づき」
そのように何回も答弁されてるようです。
そうした下からの要請を受ければ、各大臣は案件の如何を問わず、内閣総理大臣に提出して、閣議を求めることができるそうです。
「安倍が言わせてるんだ」
そうした陰謀論からならお話になりませんが、だって国会答弁してますからね、何回も答弁していることも踏まえたら安倍さんが定年延長をゴリ押ししたとは思えないです。
「何でこんな不自然な駆け込みの定年延長などということが」
渡辺さんの質問にもありましたけど、それほど検察庁は困ってたんじゃないでしょうか。
「これからちょっと大きな問題になっていくのではないかと思われます」
事実、その通りになりました。
つまり安倍さんは検察庁の為に動いたわけで、自分が逮捕されない為にしたことじゃありません。
てか、逮捕される案件はないですけどね。
でも安部さんが嫌いな人は疑心暗鬼なのか、こうした事実は踏まえず陰謀論を根拠に話を展開させていくので、それでマスコミも野党も煽るから「安倍が定年延長をゴリ押しした」という前提になり、そんで不毛なゴタゴタが起きてトレンドがにぎやかになるんじゃないでしょうか。
もしも安倍さんの独裁と陰謀で検察が言うがままにしているなら、そんな検察の方が問題のように果実は思います。
てか、はからずも検察はそこじゃなく別で問題だらけでしたけどね。
まず稲田さんはメンツで辞めたくないとゴネましたからね。
内閣には検察への解任権がないので稲田さんの意向は通ります。
ここで稲田さんが私的な理由でゴネなければ無理な定年延長をしなくて済んだので世間の耳目は集まらず、もしかしたら黒川さんはバレずに問題にならずに賭け麻雀を続けられてたかもしれません。
それはそれでヤバいし時間の問題だったかもしれませんが、少なくともここまでにはならなかったでしょう。
北村晴男さんの解説ですが、今回はそうした検察の内輪事情からの内閣への要請だったわけで、安倍さんからのアクションではないんですよね。
でも、安倍さんを嫌いな人にしたら、「安倍のせいだ」となってしまうのだと思います。
それじゃ安倍さんが気の毒というより、問題そのものを見誤って道を間違えてしまうんじゃないでしょうか。
そして朝日が参戦してきたから、そりゃもう安倍さんへの印象操作は説明するまでもなく激しかったわけで、そうなれば安倍さんが嫌いな人にしたら陰謀論の裏付けとなって、「安倍ゴリ押し」は確信になっていくのも無理ないのかもしれません。
前列のない検察官の定年延長も検察側の事情ですからね。
その泥をかぶってる上に内閣が責任を負わされるのは、それは検察が無責任というより芯がなさ過ぎです。
内閣が定年延長の責任を問われても、これは黒川さんが賭け麻雀をやったのが悪いんですからね。
それとも安倍さんが、「いいですか、黒川さんは一般人じゃなく総検事長になる立場にある人なんですから、賭け麻雀はしちゃいけないんですよ」と諭すとこから躾けなければならないのでしょうか。( ̄▽ ̄;)
今回の件は稲田さんだけじゃなく、慣例化してきた検察の組織としての問題で、何回も書いてますけど検察の在り方は見直した方がいいです。
検察の独立性に重石をキチンとのせないと、一番は民意が届くようにしないと、結局は検察にまかせてきた結果が今なんですから、やはり国民の目は時の政権ばかりに向けていたら(向けさせられてたら)危険だと思います。
稲田検事総長を守ろうよりも、陰謀論で問題を見えなくなることから自分を守ろう、そっちの方が重要に思います。
仮に地検が受理しなかったとしたら、もし受理して捜査しても無実となったら、「安倍が介入した」とかになるのかしら。(^◇^;)