深夜未明の今頃、落語会の打ち上げから帰ってくる売れっ子もいれば、果実のように親の食事の支度を終える者もいる。

ぼんやり、自分のペースで日々を過ごしていて、段々に高座と日常の境界線が薄れて、自由になれている気はするけど、それが正しいのかどうなのかは判らない。

ただ無性にこの頃は、当時それこそ師匠にいつ呼び出されるか分からない毎日の緊張と、体力もあったから乗り越えられたんだろうけど、朝まで左談次師匠に呑みに連れ回されてた無茶が、妙に懐かしい。

当時より少しは落語家らしくなれたと思う。

しかし時代に合うのか、間違ってはいないか、それは判らない。


「仕事」

それも忙しいのがいいのか、それとも食える程度のそこそこがいいのか、何とも言えない。

とりあえず今日はしのばず寄席で昼席。


あと、キウイの会も、よろしくお願い致します。(^^)