それぞれの事情から集団での安楽死を求めて十二人の未成年が集いに参加、合議して意見が一致したら全員で安楽死を迎えるのだが今回は不測のトラブルが起こり、その謎を解決することから始まって、結局は生きることを皆んなで選択して死ななかったというお話。

堤監督作品。

ミステリー知的エンターテイメントとでもいいましょうか、まぁ細かく入り組んで作られてて、観てて難しい。(笑)

「(安楽死をするのは)生まれてきたことへの抗議だ」

そんな尖った台詞もあって、若人の様々な辛い背景も明かされてくんだけど、まぁ果実に言わせたら、死なずに済むなら死なない方がいいよ。

生きてるだけでも人間は大したもんだし、"それでも続く"人生は、まだまだそんなもんじゃ済ませてくれません。

果実的な感想を一言で表せば…。

そんなに上手く死にたかったら1人で何とかしろ!(笑)

イオンシネマ板橋にて。