【相談】
発達障害の息子、友達がいません。友達を作ってあげたいです
【立石より】
ボイシーでも詳しく語ってますが、前に書いた記事載せておきますね
成人した息子は休日に一緒に出かける親友と呼べる友達は一人もいません。
一人行動が基本です。。
幼い頃も一人遊びばかりしていて友達と関わることはしませんでした。
関わることがあっても、それは相手の持っている玩具が欲しいときだけでした。
私は健常者の目線で「友達を作って一緒に遊ぶことはよいことだ、楽しいことだ」という価値観を押し付け
石ころや数字と戯れていたい息子を無理やり子ども達の輪に入れようとしていた時期もありました。
さて、大人になった今でも、「友達と関わりたくない」とか「関心がない」訳ではないと思います。
人に興味を持つこともありますが、それが相手の気持ちを考えない一方通行のこともあるので、トラブルが起こることもあります。
また、「親が考えるような友達関係を望んでいないのだろう」と思うこともあります。
■居心地の良い相手
ただ、一緒にいて心地良い相手はいるようです。
特別支援学校時代から仲が良かった人と親同士話し合って同じ日にショートステイを申し込みました。
一泊したショートステイの翌日には、息子はこだわりのある便器を見るために外出、A君は電車を見に行くために外出とそれぞれ予定がありました。
前日の夕飯時はこんな仲良くしているのに
翌朝、息子はA君に何の声もかけずに、トイレを見に行くため先に帰ってしまったようでした。
そこで、私はA君のママに「息子が何の言葉もかけずに、先に帰ってしまったようでごめんね」と伝えました。
すると、た、A君ママから「息子が、『立石君はいい人すぎる』と言っていたよ」と返事がありました。
息子が黙って帰ったことを気にすることもなく、却って自分のペースを乱さない息子を好ましく思い、A君も颯爽と電車を見にいくためショートステイを後にしたようでした。
お互い気を遣うこともなく、社交辞令もありません。不快にもなりません。ママ友と「あの2人の関係、羨ましいね」と話しました。
現在息子が通っていた就労移行支援事業所の昼休みも、同じような光景があるそうです。
支援員によると、訓練生は同じ店に行くのにコロナ感染の時期の前からバラバラに行き、バラバラの席に座って各々食べている、というのです。
そんな一定の距離を置いた関係が快適なのでしょう。
「友達ともっと交わりなさい」の親の考えを押し付けてはいけない。そう思った出来事でした。
詳しくはボイシーで語ってます
【皆様へ】
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