書いてます

 

【抜粋】

 

「ひとときもじっとしていられない」「こだわりがある」「かんしゃくを起こす」…

 

その様子を心配した保育士から「一度、専門機関を受診した方がよい」と言われ、激怒した親。

 

そして親は、「うちの子に障害があるはずはない。個性的なだけ」と反論した――。

 

子育て本著者・講演家として活動する私は以前、このような話を聞いたことがあります。

 

反論された保育士はつい、「仮に障害があったとしても、それも個性の一つですから」と、障害という言葉を使いながら「個性の一つ」と付け足しました。障害なのか個性なのか…何だか訳が分かりません。

 

■もし「個性」だったとしたら

 

発達障害のある子を育てる知人の話です。知人は「うちの子は発達障害があるので、特別な配慮をしてほしい」と、保育園に合理的配慮を求めました。

 

障害者差別解消法により合理的配慮をしなくてはならないのに、園側はそのことを理解していなかったのか、

 

「それは個性の一つですよ。どの子も性格が違い、個性があるのですから、おたくのお子さんだけ特別扱いはできません。

 

みんなと一緒に、分け隔てなく保育をしていきますから」と言ったそうです。

 

…中略…

 

「障害がなかったら、あなたはどんな性格、個性をしていたの?」

 

「お母さんと普段どんな会話をしていたの?」

 

「定型発達の23歳だったら、彼女くらいはできていたかな?」

 

「週末は友達と出かけていたのかな?」…こんなふうに息子のことを思い始めると切なくなります。

 

けれども、息子から知的障害と自閉症を取ったら、息子ではなくなってしまうので、「それはそれで嫌だ」と思うわがままな母親です。

 

息子に障害があることが分かったときは、それを受け入れることができず、毎日泣いていました。

 

そう考えると、随分と成長した私です。

 

記事を読んでね。無料ですよ

 

毎朝、7時、音声で喋ってますクラッカー無料ですよ。聞いてねベルベルベル

ダウン