知り合いの支援学校の先生の投稿です。(知り合いの吉田先生に許可とってます)
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数名の方から「なんで教員は派手ではない色の服でなければならないのか」とご質問をいただきました
例えば、教室に、一つのことに集中するのが難しい子がいたとしましょう
モノに注目し続けることが難しい子がいたとしましょう
落ち着きがないと言われる子がいたとしましょう
本当は教材を見てほしいのに
教員が派手な色の服とかキャラクターもののTシャツきてたら、そっちの刺激に引っ張られてしまいます
お勉強の教材よりも、Tシャツのアンパンマンが気になっちゃったとしても
わたしはその子どもを責めてはいけないと思うんです
教員の存在自体が「環境」の一部だと思うから
仮に赤い色の教材があった時に、背景が黒だったらコントラストがはっきりしますよね
でも赤い教材を見てほしいのに、教員が赤いTシャツを着ていたら、見えづらい
青や緑や黄色を着てたら、どうでしょう、わたしなら色の刺激に目と頭がやられてしまうと思うし、勉強どころじゃない気がします
なので、特別支援学校でも重度重複学級や見え方に課題のあるお子さんを担当していたときは、わたしはほとんど紺か黒のTシャツかポロシャツを着ていました
では、学校の教員が絶対に紺か黒の服じゃなきゃいけないのかと言ったら、そういうわけではないのかもしれないけれども
自分が余計な刺激になるのを避けるために、わたしはそういう選択をしているのです
うちの洗濯機の事情やお天気の事情、一緒に過ごす生徒によっては時には白い服を着ることもありますが、
基本的に赤や青や緑や黄色などといった、落ち着かなくなる可能性がある色物の服は仕事中は着ません
もしも着ることがあるとしたら、なにかよっぽどのメッセージを含んでいることが多いです
でも、自分の存在を知らしめるために、あえて派手な色をテーマカラーにして着ているという人もよくいるけど、申し訳ないわたしは全く共感しません
それは、教員自身のこだわりだと思うからです
自分が何者であるか以前に、相手がどのような状態にあり、より力を発揮する(引き出す)ために、
また少しでも困難を克服(解決)するために何が必要かと考えれば、自然と己のことは引き算になるんですけども
【立石より】
灰色ねずみ軍団に疑問おもってたけどお洒落(自分のため)と身だしなみ(周りのため)の違いですね
葬儀屋が暗い服を着るように、職場にあった服装ということですね。
支援学校は教材に集中できるように教員の服は出来るだけ地味にするっていうことですね。
更に詳しくボイシーで語ってますので聞いて下さいね
毎朝7時、喋ってます。過去放送も残してます。聞いてね
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