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【抜粋】

 

「俺は野球選手になりたかった。でも、その夢はかなわず、悔しかった。何としてでも子どもを野球選手にしたい」

 

「子どもがサッカーをやりたがっている。でも、私が野球ファンだから野球を習わせたい」

 

「私はアイドルになりたかった。でも芽が出なかった。だから娘に夢を託し、ステージママに徹して毎日、頑張っている」。

 

「学歴がなく就職で苦労し、安月給で働く夫の姿を見ている。

 

だから、子どもには苦労をさせたくない。◯◯大学に何としてでも合格してほしい」「結婚、出産を機に仕事を辞めてしまった。

 

何の取り柄もない、ありふれた主婦の私。娘には自分のようになってほしくない。手に職をつけて、バリバリ仕事をしてほしい」。

 

親として、自分がかなえられなかった夢を子どもに託したくなる気持ちはよく分かります。

 

ただ、これらの親の思いを、子どもはどう感じているでしょうか。

 

もしかしたら、心の中でこう叫んでいるかもしれないと、子育て本著者・講演家の私は思うのです。

 

「お父さん、お母さん、私はあなたの期待に応えるために、この世に生まれてきたのではありません。自分の未来は自分で選びたいです」

 

将来、子どもがどんな職業を選ぶかは、子どもの人生なので自由です。

 

…中略…

 

子育ては諦めの連続です。期待や夢を求めても、それがかなわず、ふと「ああ、この子は私の遺伝子を持った子なんだ」と気付きます。

 

諦めの連続の中で悲しんだり、思わぬ発見があったり、成長を垣間見て喜んだりする。それが子育てなのではないでしょうか。

 

(子育て本著者・講演家 立石美津子)

 

ボイシーも聞いてね飛び出すハート

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