ラジオ(ボイシー)でも語ってますラブラブ

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幼い自閉症の子を育てている親御さんにとって、言葉が出るかどうかは一番気になるところですよね。

 

息子は5歳になってやっと言葉が出たのですが…

 

私も、息子の発語がなかった時は話すようになってほしい、がむしゃらになっていた時期がありました。

 

周りの子が上手にしゃべっているのを見て焦ったり、比べてしまったり。つい「言葉」だけにスポットを当ててしまい、「わが子の言葉を増やそう!」と必死になってしまうのではないでしょうか?

 

かつての私もそうでした。でも、言葉を増やそうとすればするほど、やたら“オウム返し”が増えるだけでした。

 

ありがちな特訓風景

 

母「これは葉っぱよ、葉っぱ」

子「これは葉っぱよ。葉っぱ」

 

 

母(怖い顔になり)「そうじゃなくて、葉っぱ!」

子「そうじゃなくて、葉っぱ」

 

 

母(更に怖い顔になり)「葉っぱ!」

子「葉っぱ」

 

 

母は「やっとできるようになった」とホッとします。

しかし!この訓練により、オウム返しが定着してしまい…。

 

母「お名前はなんですか」

子「お名前はなんですか」

 

母「お名前はなんですか。立石勇太でしょ!」

子「お名前はなんですか。立石勇太」(質問者の言葉までセットで言ってしまう)

 

となってしまい、ガッカリ。そんな経験ありませんか?

 

母「お名前を教えてください」

子「…(無言)」

 

という風に、質問の仕方を少し変えるだけで、途端に固まってこともあります。

 

よく考えてみると、言葉って単語が増えるだけではダメで、「相手と関わりたい」という強い動機があって発達していくもの。

 

電車の型番、国の名称、リンゴの銘柄を「王林、ジョナゴール、シナノスイート、世界一、富士…」と唱えていても…

 

「ママ、今日は電車に乗ってお出かけしたい」とか「「お母さん、このリンゴ美味しそうだね。買って~買って~」とはなかなか言ってくれないものです。

 

英語だって英単語を山ほど知っていても、「外国人と話したい」という動機がなければ、英会話は上達はしません。これと少し似ているのではないかと思います。

 

息子がしゃべりはじめたきっかけ

 

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