ラジオ(ボイシー)も是非、聞いてねラブラブ

ダウン

 

息子には自閉症の他に強迫性障害があり、都立松沢病院に通い服薬中だ。

 

 

中学生で発症し、軽くはなったが治ったわけではない。

 

こちらの本(強迫神経症の世界を生きて 明念倫子)を読んだら次のことが書かれてた。

【抜粋】…明念さんは知り合いです

 

行き帰りの通勤電車で乗り合わせる多くの若者たち、なかでも、新入社員と思われるサラリーマンを見ていると、いつしか私は、強迫行為で苦しんでいる後輩たちのことに思いを

馳せているのに気づきます。

 

つい先日も、ある集会で久しぶりに顔を合わせたA青年は、「本採用になったのはいいので!なにしろ強迫行為を抱えての仕事だけに、なかなかうまくいきません」と嘆いていて

 

彼の表情からは、「注文票に合わせて配送品を揃える」という現在の仕事がストレスになり、厳しい状況がにじみ出てい

 

つい先日も、ある集会で久しぶりに顔を合わせたA青年は、「なにしろ強迫行為を抱えての仕事だけに、なかなかうまくいきません」と嘆いていた。

 

ある二十代の女性は、皮膚ガンの手術後、「どこかに再発していやしないか?」と身体じゅ

うを触っているうちに、身体の左右対称にこだわるようになり、バカバカしいこととわかって

 

いても、左右の骨の形まで比べるようになってしまったということです。

 

ところで一口に強迫神経症(強迫観念・強迫行為)といっても、そのパターンは驚くほど多

様性に富んでいます。

 

一般によく知られているものとしては、ガスの元栓や戸締まりの確認を繰り返し行う「不完全恐怖症」や、きれいに洗えたという実感が得られないため何度も手を洗い直す「不潔恐怖症」などがあり

 

また、頭に浮かんだ不快・不吉な観念を払いのけようとしてスッキリするまで心の整理をする「観念強迫」も広く見られるものです。

 

こうした典型的な強迫観念・強迫行為のほかにも、症例は多岐にわたって…」

 

息子の表情を見ていると、会社勤めを苦にしている様子はないが…

 

仕事の中でパソコンの打ち込み内容があっているかどうかの不完全恐怖のため、確認に異常に時間がかかり

 

会社に迷惑をかけているのではないか、本人も確認行為に苦しみながらふけっているので強迫性障害が悪化してしまうのではないか。。。と心配になってしまう母でした。